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02月25日-02号

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  1. 沖縄市議会 2019-02-25
    02月25日-02号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第402回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  平成31年                                ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第402回                                 ││                                      ││           平成31年2月25日(月)午前10時開議           ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 2 号                 平成31年2月25日(月)                  午前10時 開議第 1       代  表  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (30名)  1 番 島 田   茂 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 栄野比 和 光 議員    17 番 宮 城   浩 議員  3 番 仲宗根   誠 議員    18 番 森 山 政 和 議員  4 番 嵩 元 直 萌 議員    19 番 高江洲 義 八 議員  5 番 町 田 裕 介 議員    20 番 諸見里 宏 美 議員  6 番 瑞慶山 良一郎 議員    21 番 新 屋   勝 議員  7 番 屋富祖   功 議員    22 番 小 浜 守 勝 議員  8 番 稲 嶺 隆 之 議員    23 番 大 城   隼 議員  9 番 眞榮城 健 二 議員    24 番 新 里 治 利 議員 10 番 喜友名 秀 樹 議員    25 番 高 橋   真 議員 11 番 喜友名 朝 彦 議員    26 番 阿多利   修 議員 12 番 金 城 由 美 議員    27 番 伊 佐   強 議員 13 番 小 谷 良 博 議員    28 番 桑 江 直 哉 議員 14 番 伊 禮   悟 議員    29 番 池 原 秀 明 議員 15 番 上 地   崇 議員    30 番 前 宮 美津子 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (なし)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市   長      桑 江 朝千夫    副市長      與那嶺 克 枝 副市長        仲 本 兼 明    総務部長     仲 本 兼 章 企画部長       宮 里 善 伸    建設部参事    比 嘉 直 樹 企画部参事兼     山 内   強    水道部長     新 里 智 昭 プロジェクト推進室長 市民部長       大 庭 隆 志    消防長      仲宗根   繁 健康福祉部長兼    上 原 三千代    教育長      比 嘉 良 憲 福祉事務所長 こどものまち     屋比久   功    教育部長     森 川 政 寿 推進部長 経済文化部長     上 里 幸 俊    指導部長兼    與那嶺   剛                       教育研究所長 建設部長       仲宗根 保 彦    教育総務課長   松 元   司     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長       平 田 嗣 巳    議事課長     中 村 厚 夫 事務局次長兼     盛 島 秀 紀    議事課長補佐   金 城 優 一 庶務課長                  兼調査係長 ○小浜守勝議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数29名でございます。栄野比和光議員、連絡なしでございます。 本日は、議事日程第2号によって議事を進めます。 △日程第1 これより代表質問を行います。 会派輝、小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 おはようございます。トップバッターで多少緊張しておりますが、進めていきたいと思います。 まず代表質問に入る前に、少しだけ所見を述べさせてください。 去年からマスコミ等で報道されておりました県民投票が昨日で終わりました。この県民投票、いいか悪いか、よしあしは別にして、この沖縄の基地問題は簡単には片づけられないのが現状ではないでしょうか。沖縄県の首長、各市町村議員は他府県とは違って、基地問題という大きな問題を抱えており、二重の苦労があります。今回の県民投票でもいろいろな誹謗中傷、圧力があったと聞いております。本員の支持者の中でも賛成、反対、あるいは県議会で決めたことに対しては市町村は従うべきである。また、では国が決めたことに対して市町村は反対はできないのかという意見もあり、これはおかしいとの意見もありました。結局、結論はありませんでした。今後は二度とこのようなことがないように県議会はしっかりと議論をし、市町村とも協議をしてほしいものです。これからは世論に惑わされることなく、しっかりと自分で考え、自分の信念に基づいて行動をすべきではないでしょうか。昨日で県民投票は終わりましたので、今日から沖縄市議会は市民のためにしっかりと議論をし、明るく、住みよい、活力のある沖縄市にしていこうではありませんか。みんな一緒になって頑張っていきましょう。 それでは代表質問を行います。 通告書1ページ、議席番号13、会派輝、質問事項1.平成31年度施政方針について。 質問の要旨(1)P1市制施行45周年について。 ①コザ市と美里村が対等合併したことは、まさに先人たちの英断だと思います。合併時の思いについて、当局の見解を伺います。 ②合併後における市民の不断の努力について、当局の見解をお伺いします。 質問の要旨(2)P1地域活性化と雇用の創出について。 地域活性化については企業育成が重要だと考えるが、その見解をお伺いします。 質問の要旨(3)P2沖縄アリーナについて。 「観せるスポーツ」の可能性を最大限に引き出し、音楽やエンターテインメントなどの感動体験を共有するとあるが、その具体的な手法をお伺いします。 質問の要旨(4)P4沖縄こどもの国について。 ①夜間における沖縄観光の新たなコンテンツの導入を図るとあるが、具体的な内容をお伺いします。 質問の要旨(5)P7沖縄北インターチェンジ交差点周辺の交通渋滞や登川クランク交差点の解消に向けた取り組みについて伺います。そして今後市はどういうふうにかかわっていくのか、その点もお伺いします。 質問の要旨(6)P13公立幼稚園の給食について。 ①高原、諸見、北美幼稚園の給食がスタートするが、時期と概要についてお伺いいたします。 通告書2ページ、質問の要旨(7)P21オリンピック・パラリンピックのホストタウン活動について。 ①本市がホストタウンであることについて、本市が持つ強みをお伺いします。 ②①に関して今後の課題をお伺いします。 ③「継続的な交流」の具体的な内容をお伺いします。 質問の要旨(8)P22音楽によるまちづくりについて。 当局の考える音楽産業とは何かお伺いします。 質問の要旨(9)P23沖縄市産業まつりについて。 ①企業や団体は、生産振興と消費拡大を期待して産業まつりに出店すると考えるが、主催者である沖縄市の「沖縄市産業まつり」への思いをお伺いします。 ②集客をふやすための取り組み、企画についてお伺いします。 ③開催地についてお伺いします。 質問の要旨(10)P28公園整備について。 (仮称)比屋根公園及び(仮称)古謝公園について進捗状況と今後の計画についてお伺いいたします。 質問の要旨(11)P28東部海浜開発について。 ①企業誘致に関して企業ヒアリングの実施の時期並びに内容についてお伺いします。 ②企業誘致PR動画の制作について、具体的な内容と業者の選定方法をお伺いいたします。 一つ抜けていたそうです。済みません。通告書1ページです。質問の要旨(4)②ユニークな動物園について、具体的な内容とどのように目指していくのか伺います。 ○小浜守勝議長 当局の答弁を求めます。 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 おはようございます。会派輝、小谷良博議員の代表質問にお答えをいたします。 質問事項1.質問の要旨(1)①についてであります。45年前の合併当時のことを振り返りますと、合併に向けた協議会が設置と解散を繰り返しながら、それでも合併を成し遂げた背景には、コザ市、美里村がそれぞれの長短を補い合うこと、すなわち広大な土地の活用と海に開け行くまちづくりを行うことで、中部圏域を代表する都市として成長し、沖縄県全体を牽引する役割を果たしていくという強い使命感を持って臨んだ先人たちの姿があったからだと思います。今まさに合併時の大山朝常コザ市長と中村哲二郎美里村長の市の将来を見据えた決断が実を結びつつあります。沖縄市の礎を築いた先人たちの先見の明に改めて敬意を表し、沖縄市のさらなる発展に向けて全力を尽くす所存であります。 次に②合併後の沖縄市は、国際文化観光都市の実現に向けて本市の特色を生かしたまちづくりに市民一丸となって取り組んできております。今でも先人たちの願いを引き継ぎ、飛躍させていきたいという市民の思いが、まちづくりの原動力となり、今日14万人余の人口を有する中部のかなめとして発展し、その役割を担い続けております。時代の変遷に対応し続けてきた市民のたゆまぬ努力と情熱がこの沖縄市をつくり上げてきたと考えております。 次に質問事項1.質問の要旨(2)地域活性化と雇用の創出について答弁いたします。地域活性化のためには、市内の企業が成長発展すること、そしてそれと同時に、新たな企業が誕生することが重要であると考えます。特に新たに創業される方々に対する支援策といたしましては、創業支援拠点でありますスタートアップカフェコザにおいてワンストップ相談窓口を設置しているほか、金融機関と協定を締結するなど、関係機関と連携した支援体制を構築しております。今後も引き続き創業支援による地域活性化を推進してまいります。 次に質問事項1.質問の要旨(3)沖縄アリーナについて。沖縄アリーナでは、プロスポーツやコンサート以外にも大相撲やアイススケートのほか、大型の展示会を含むMICEなど、多種多様な屋内の大型イベントの開催が可能になります。また、アリーナにはいろいろな観覧方法があり、施設がすり鉢状に整備されることから、より近くで観戦することができ、臨場感と一体感を感じる空間になっております。アリーナの3階には多目的室があり、一定のプライベート空間を有しているので、例えば親子や兄弟姉妹、お孫さんを含めた3世代で観覧したり、家族や模合メンバー、同級生の集まりなど、大切な方々と同じ時間を共有し、きずなを深め、思い出をつくることにもつながります。アリーナは多目的に利用可能な施設となっておりますので、これまで沖縄で開催されたことがないイベントの誘致も可能になります。2023年のFIBAバスケットボールワールドカップのように世界的な大会等も可能な施設であり、世界的な催しはいろいろなメディアを通して情報が世界に発信されることから、本市の魅力をアピールする絶好の機会にもなると考えております。 次に質問事項1.質問の要旨(4)②沖縄こどもの国について。県内唯一の本格的な動物園であります沖縄こどもの国では、ここにしかない特色あるエリアとして、琉球に由来のある動物を展示する琉球弧エリアの充実を進めるとともに、ジャガーの導入を検討するなど、新たな動物導入にも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。また沖縄の子供たちにぜひ見ていただきたい思いから、九州で初となるホワイトライオンを2頭導入し、大変好評をいただいているところであります。そのホワイトライオンが展示される新しいライオン舎も間もなく完成をいたします。新しいライオン舎ではサバンナの風景を演出し、迫力あるライオンを間近で見ることができ、また、デジタル映像でライオンの生態について遊びながら学べる体験型展示室の整備など、これまでにない動物園の楽しみ方を提供できるものと考えております。今後も多くの話題を提供し、子供を初め大人も驚きや発見、わくわく感など、いろいろな楽しみを感じていただけるユニークな動物園づくりに取り組み、子供たちの人材育成施設としての役割とともに、県内外、国外からも多くの方に訪れていただける観光誘客施設として充実した整備拡充を行ってまいります。 次に質問事項1.質問の要旨(9)①沖縄市産業まつりは、市の産業を広く内外に紹介し、もって生産者の生産意欲の高揚と市民の市産品に対する意識の啓発を図ることを目的としております。市内の企業や農産物、さらに県外の兄弟・姉妹都市等の物産展や、学校や企業が連携した新たな取り組みもふえております。本まつりで商品、企業等のPRを行い、市産品の認知度向上を図ることにより一層の市の産業を盛り上げてまいります。 次に質問事項1.質問の要旨(10)公園整備についてであります。比屋根地域並びに古謝地域の新設公園予定地周辺においては、近年、比屋根小学校の新設やショッピングモール、あわせモールの進出などにより、地域の発展を遂げるとともに、人口、世帯数ともに過去10年間増加傾向にあります。しかしながら、両地域とも子供から高齢者まで利用できる公園が未整備であります。これまで公園用地の確保に向けて地域と調整を進めてまいりました。現在、両公園において、公園候補地の選定を行い、公園整備に向けた調査や基本計画の作成に取り組んでおります。地域に親しまれ、誰もが利用しやすい憩いの場を目指し、早期の公園整備に向け強力に推進してまいります。 その他の御質問に対する答弁は、部局長からさせていただきます。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 おはようございます。会派輝、小谷議員の御質問にお答えいたします。 通告書2ページをお願いいたします。質問事項1.質問の要旨(7)①から③については関連しますので、一括して答弁いたします。本市は平成29年3月6日にニュージーランド空手連盟オリンピック事前合宿に関する協定を締結し、これを機にニュージーランド国との交流を深め、後世にもオリンピックのレガシーを継承することを目的に、同年7月同国のホストタウン登録をいたしました。本市といたしましては、市民の皆様にもニュージーランドを身近に感じていただけるよう、市の広報紙やSNS、コザインターナショナルプラザなどを活用しながら、関連情報の発信や交流イベントを行い、ホストタウンとしてニュージーランドの応援機運の醸成に取り組んでまいります。また、本市を訪れるニュージーランドの方々にも本市での滞在を楽しんでいただき、ファンになってもらえるよう、エイサーや音楽など、さまざまな文化、芸能を初め、本市の強みを最大限に生かしながらしっかりとおもてなしをすることで、今後さらなる友好を深め、継続的な交流へと発展していくものと考えております。 続きまして、同ページ、質問事項1.質問の要旨(8)音楽によるまちづくりについては、音楽産業の振興を図る取り組みといたしまして、音楽家や舞台制作にかかわる人材育成への支援や音楽を活用した観光誘客事業などに取り組んでまいりました。今後につきましては、次年度実施する音楽産業の調査において、音楽に対する市民ニーズや本市を中心に活動する音楽家や音楽関連事業者などの状況などを調査し、より効果的な事業展開が図れるよう取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、同ページ、質問事項1.質問の要旨(9)②の集客をふやす取り組みについては、平成30年度の沖縄市産業まつりの新たな取り組みといたしまして、市内の学校や企業による最先端技術を展示、実演するテクノロジーブースやサトウキビから黒糖になる過程を実演する黒糖づくりブース、市内のお土産物を展示、PRするお土産品展示ブースなどを企画いたしました。引き続き学校や企業の参加を促し、これまで以上の魅力ある産業まつりに発展していけるよう取り組んでまいります。 続きまして、同ページ、質問の要旨(9)③の産業まつりの開催地については、沖縄市体育館の改修工事に伴い、平成17年度よりコザ運動公園内から沖縄県総合運動公園内へと変更し、今年度まで継続してまいりました。今後は来場者や出店事業者の意見も伺いながら、企画の内容や開催場所についても検討していきたいと考えております。以上です。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 おはようございます。会派輝、小谷議員の代表質問にお答えさせていただきます。 質問事項1.質問の要旨(4)①についてでございます。沖縄こどもの国につきましては、夏休みのサタZOOナイトや冬のクリスマスファンタジーなど、夜間営業も好評をいただいているところでございます。このような既存の取り組みとは別に新たなコンテンツとして、沖縄こどもの国の魅力を体験してもらうことをテーマに、夜のティーダと題したナイトコンテンツの実証実験を行います。コンテンツの内容としましては、屋外でのくつろぎや飲食などのほか、ナイトZOOナイトミュージアム体験をパッケージとして提供することで、夜の沖縄こどもの国を満遍なく体験できるものと考えております。今後は実証実験の効果検証も踏まえ、コンテンツのブラッシュアップを行い、新たな夜のコンテンツとして導入を図っていきたいと考えております。以上です。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 おはようございます。会派輝、小谷議員の代表質問にお答えいたします。 通告書1ページをお願いいたします。質問事項1.質問の要旨(5)でございます。沖縄北インターチェンジ交差点周辺交通渋滞対策につきましては、去る1月30日に第2回の検討委員会が開催されております。会議では交通実態調査結果及び米軍施設移転後の交通状況予測等について報告がなされ、その対策の方向性として、車線数の増設、または運用や信号現示の改良などが示されるとともに、その役割分担について了承されており、来年度以降、各機関において実施に向けた詳細な検討を進めていくこととなっております。本市としましては、一日も早い交通渋滞の緩和を目指し、今後の渋滞対策が円滑に進むよう、国等による周辺住民への説明会の開催等について連携していきたいと考えております。次に登川交差点につきましては、県道26号線、国道329号、市道登川48号線からなる道路の形状がクランク状の交差点となっていることから、安全で円滑な交通に課題があると認識しており、また、沖縄北インターチェンジ交差点周辺渋滞対策検討委員会においても同交差点の解消が課題として挙げられております。本市としましては、これまで機会あるごとに同交差点の改善に向けた県道整備について、沖縄県へ要望してまいりました。今後とも同交差点の改善に向け、沖縄県へ要望するとともに、関係機関等との調整を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 おはようございます。会派輝、小谷良博議員の代表質問にお答えいたします。 通告書1ページ、質問事項1.質問の要旨(6)①でございます。高原幼稚園、諸見幼稚園、北美幼稚園における給食についてお答えいたします。高原幼稚園と諸見幼稚園につきましては、現在配膳室の工事をしており、平成31年6月には工事を終え、給食の開始は7月ごろを予定しております。また、北美幼稚園では新たに幼稚園独自に配膳室を工事する必要がなく、小学校の配膳室を利用することが可能なことから、平成31年度内には諸準備を整え、給食の開始は5月ごろを予定しております。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 おはようございます。会派輝、小谷議員の代表質問にお答えいたします。 通告書2ページ、質問事項1.質問の要旨(10)(仮称)比屋根公園は比屋根小学校近くに整備を計画している街区公園で、平成30年度は基本計画、基本設計を実施しております。平成31年度は用地測量、平成32年以降に用地取得、実施設計、工事を終えて、平成34年度の供用開始に向け、取り組んでいるところでございます。(仮称)古謝公園においては、候補地について沖縄市の名木に指定されている古謝ビジュルのアコウのある用地周辺での整備提案が今年度自治会よりあったところでございます。今後は公園整備に向けた可能性調査を平成31年度に実施し、調査結果に基づき地域の合意が得られれば、平成32年度以降に基本計画、基本設計を行い、早期整備に向け取り組んでまいります。 続きまして、質問事項1.質問の要旨(11)①東部海浜開発の企業誘致については、企業ヒアリングを今年の10月以降に予定しており、主に不動産ディベロッパーや商業施設、ホテル事業者を対象に、土地利用計画に関する率直な意見を聞きながら、事業進出意向や進出する際の施設内容、希望する土地の所有形態、施設の運営手法のみならず、敷地面積等の事業規模や立地条件、事業進出を検討する際に必要な情報や条件、事業計画の検討に要する期間等についてヒアリングを行う予定でございます。 続きまして、質問の要旨(11)②企業誘致PR動画は東部海浜開発事業の魅力や事業立地環境のよさを視覚的に伝えることで、効果的に企業誘致につなげることを目的に制作いたします。制作した動画は、企業誘致の際のプレゼンテーションで活用するとともに、展示会や企業誘致セミナー、Web広告など、あらゆる機会を通じて情報をより効果的に発信してまいります。動画の内容は、事業全体を紹介する5分間程度を初め、ホテル用地や商業用地など、業態ごとの魅力をまとめた1分程度の動画を4パターンほど制作いたします。業務の発注時期につきましては、今年の5月ごろを予定しており、制作期間は6月から8月ごろを予定しております。業者の選定方法につきましては、公募型プロポーザル方式を考えており、各業者から提出された事業提案書を評価した上で、契約候補者を決定する予定となっております。 ○小浜守勝議長 以上で、会派輝、小谷良博議員の代表質問を終わります。 会派輝、仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 皆さん、改めましておはようございます。それでは代表質問、会派輝、二番バッターを務めさせていただきます仲宗根 誠であります。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは代表質問通告書の3ページをお開きください。質問事項1.平成31年度施政方針についてであります。質問の要旨(1)P1地域活性化について。ランドマークである沖縄アリーナを旗手とした地域活性とあるが、中心市街地との連携、展開についてお伺いいたします。 質問の要旨(2)P2観光客の誘客について。①につきましては、削除させていただきますので、よろしくお願いします。 ②クルーズ客船に対するアプローチについてお伺いいたします。 質問の要旨(3)こちらはページを打っていないのですが、P3 2023年FIBAバスケットボールワールドカップ開催時の地域連携、中心市街地連動、地域活性に向けての具体的取り組みを伺います。 質問の要旨(4)通学路等におけるブロック塀の撤去について。 ①事業概要をお伺いします。 ②こちらもちょっと変更させていただきます。危険性のある箇所の所有者が当該事業への応募をしなかった場合の対応について伺います。 質問の要旨(5)P6中心市街地への交流人口拡大のための具体的取り組みを伺います。 質問の要旨(6)P18福祉コミュニティについて。 福祉ネットワーク形成の充実のための民生委員拡充の検討について伺います。 質問の要旨(7)P22商店街の活性化についてであります。 近隣駐車場の利用を支援とあるが、利用促進、周知拡大についてお伺いします。 続きまして、通告書4ページであります。質問の要旨(8)P23創業支援について。 創業支援について現在のインキュベーターとしての役割に加え、アクセラレーターとしての役割をより一層拡充していくための方策をお伺いいたします。 質問の要旨(9)P23企業誘致について。 ①IT産業誘致について現状と課題を伺います。 ②エンジニア確保のための具体策を伺います。 質問の要旨(10)P23工芸によるまちづくりについて。 工芸フェアの開催とまちづくりについての関連性を伺います。 質問の要旨(11)P26国道330号沿線の拡幅についてであります。 ①拡幅における残地活用についての民間活力の導入とあるが、具体的な方策を伺います。 ②上記における市の役割について伺います。 質問の要旨(12)P27空き家対策について。 ①空き家対策について概要を伺います。 ②リノベーションまちづくりとの連携について伺います。 ③家守会社の推進検討について伺います。 質問の要旨(13)P31公の施設の指定管理について。 ①プロフィットセンターとしてどれぐらいの収益規模を見込んでいるのか伺います。 ②その収益の活用について伺います。 以上、壇上から1回目の質問を終わります。 ○小浜守勝議長 当局の答弁を求めます。 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 会派輝、仲宗根 誠議員の代表質問にお答えをいたします。 通告書3ページ、質問事項1.質問の要旨(1)地域活性化についてであります。沖縄アリーナは私の公約の1丁目1番地として力を入れてまいりました。現在、建設工事に着手し、いよいよアリーナを旗手としたまちづくりに向け、さまざまな施策を進めていく必要があると考えております。2023年のFIBAバスケットボールワールドカップは世界的な大会で、沖縄開催に選ばれた国の選手を初め、スタッフやサポーターの皆様の中には初めて沖縄を訪れる方もおられると思います。また先日、新聞報道でもありましたが、Bリーグのオールスターをこの沖縄市で開催する動きもあります。これまで沖縄で開催されたことがない催しが現実として出てきております。これまでも議会で答弁させていただいたように、アリーナで行われるこのようなイベントは本市の誇りにもつながるものと考えており、宣伝効果としても国内はもとより、世界に発信されることにもつながりますので、沖縄市の魅力をお伝えし、沖縄市に足を運んでいただく機会にもつなげていきたいと考えております。また、沖縄に訪れる方々には、沖縄市全体でお迎えする体制も整えていく必要があると考えており、市民の皆様を初め、関係機関と議論を重ねながら取り組んでまいりたいと考えております。 次に通告書4ページ、質問の要旨(8)創業支援についてであります。本市における支援施策といたしましては、創業支援拠点でありますスタートアップカフェコザにおいて創業相談に対応しているほか、金融機関と協定を締結するなど、関係機関と連携した支援を行っております。創業後のフォローアップにつきましては、スタートアップカフェコザを拠点とする人的ネットワークを構築するなど、引き続き関係機関と連携しながら支援に取り組んでまいります。 その他の御質問には、各部局長より答弁させていただきます。
    小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 それでは会派輝、仲宗根 誠議員の代表質問にお答えさせていただきます。 質問事項1.質問の要旨(1)地域活性化についてでございます。アリーナは定期的に数千人の人々が訪れることから、単にそこに人を集客するということが目的ではなく、地域活性化に寄与することが大きな役割と考えております。近年、スマート・ベニュー化が取り上げられておりますが、スタジアム、アリーナといった施設を核として、周辺のまちづくりへとつなげていくことが重要と考えており、本市のアリーナも中心市街地だけではなく、市全域へとつなげていきたいと考えております。市長からもあったように、アリーナで行われるスポーツ興行やコンサートなどの宣伝効果は大きく、県内だけではなく国内やアリーナで開催されるイベントの種類によっては、アジアを初め国外へも発信される可能性が大きいことから、対応も含め研究してまいりたいと考えております。また中心市街地との連携につきましては、これから指定管理者の選定もしてまいりますが、指定管理者も含め関係部署や地域の関係団体等との連携も密にしながら、意見交換等を行いながら進めてまいりたいと考えております。 次に質問の要旨(3)FIBA2023年開催の連携についてでございます。2023年にはFIBAバスケットボールワールドカップが開催され、沖縄アリーナでは計8カ国もの代表が試合を行うこととなり、参加する各国の選手を初めスタッフやサポーター等、多くの方々が沖縄に足を運ぶことになります。今後、来沖する国々の特徴も踏まえたおもてなしの実施など、バスケットボールワールドカップの成功に向け、まち全体で盛り上げていくことが重要であると考えております。そのためさまざまな検討を行っていく必要があり、関係部署との連携及び地域との意見交換を行いながら進めていくことが重要であると考えております。 続きまして、次のページの質問の要旨(13)公の施設の指定管理についてということで、①プロフィットセンターについてでございます。平成29年度に策定した(仮称)沖縄市多目的アリーナ施設等整備に関する運営手法等検討調査業務において、オープンから5年程度のケース、それ以降のケースの2パターンの収支計画を策定しております。オープンから5年程度のケースでは、約3,300万円の赤字が出ておりますが、それ以降のケースでは約1.2億円の黒字となっております。稼働日数の増加によって収益がふえていくことが示されております。またオープンから5年程度のケースにおける経済波及効果として、沖縄県全体として約471億円の経済効果があり、そのうち沖縄市としては約31億円の経済効果があると試算されております。さらにアリーナの建設から運用開始時期までの税収効果としては、総額約41億円になると試算されているところでございます。 次に②その収益の活用についてということでございます。沖縄アリーナにつきましては、施設そのものの収益性の向上により、公的負担の軽減に努めるとともに、スタジアム、アリーナを最大限活用することで、にぎわいの創出や持続可能なまちづくりなど、実現とそれに伴う税収の増加も含めて、投資以上の効果が地域にもたらされているとされるプロフィットセンターを目指しており、沖縄アリーナがもたらすさまざまな好影響を踏まえ、地域活性化の起爆剤となるようアリーナの事業に取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 それでは会派輝、仲宗根議員の御質問にお答えいたします。 通告書3ページ、質問事項1.質問の要旨(2)②クルーズ船客に対するアプローチにつきましては、中部広域市町村圏事務組合が中心となり、中城湾港へ寄港するクルーズ船内での観光PRや中部5市町村の観光施設への送客ツアーなどを実施しております。またクルーズ船の乗客に合わせて寄港の際のアプローチを変え、中部市町村への経済効果を高める努力を行うこととしております。具体的には出発地が中国や台湾からのクルーズ船が寄港した際には、下船した際に中国語版の沖縄市マップやパンフレット等を配布しております。一方、日本国内からのクルーズ船が寄港した際には、地域の特色を生かした観光を楽しみに来られる方も多いことから、特産品の販売や振る舞いなどを行います。またラグジュアリー層のクルーズ船が入港する際には、再び来航してもらえるように歓送迎の演舞など、旅の思い出に残る演出でおもてなしの歓迎ムードを醸成しているところでございます。 続きまして、同ページの質問の要旨(5)中心市街地への交流人口拡大の具体的な取り組みにつきましては、既存の中心市街地内の商店街等エリア全体の魅力を高めることが求められており、その方策といたしまして、空き店舗等の改修費用や商店街などで実施するイベントなどへの支援に加え、民間事業者などが実施するイベントを商店街へ誘致するほか、宿泊施設や企業を誘致するとともに、スタートアップカフェコザをハブとしてコミュニティネットワーク形成に取り組むことで、交流人口の拡大を図っていきたいと考えております。 続きまして、同ページ、質問の要旨(7)近隣駐車場の利用支援及び利用促進、周知拡大についてでございます。本市ではコザ商店街連合会が取り組んでいる駐車場利用の補助を行う事業に対し支援を行っております。駐車場情報について、本市観光ポータルサイトKOZAWEBへの掲載を行っているほか、商店街マップを作成し配布するなど、利用促進及び周知拡大に努めてまいります。 続きまして、次のページをお願いいたします。質問の要旨(9)①②については関連しますので、一括して答弁いたします。具体的な誘致活動といたしましては、沖縄県東京事務所や大阪事務所などと連携して、企業との面談や訪問、それから視察対応等に取り組んでまいります。また、沖縄県中部宅地建物取引業者会と連携し、本市への立地、移転を希望する事業者等にオフィス等の不動産情報の案内を行っております。課題といたしましては、沖縄県全体として情報通信産業の立地企業数が増加している一方で、業務に従事するエンジニア等の人材不足が課題となっております。そうしたエンジニア等の人材確保に向けた取り組みといたしまして、大学や合同企業説明会のマッチング支援を行うほか、スキルを習得できる講座等を引き続き実施してまいります。 続きまして、質問の要旨(10)工芸フェアとまちづくりについて。本市では、沖縄市工芸による街づくり事業を推進する一環として、工芸産業の振興に関する情報発信及び工芸作品の作り手と使う人との交流の場を提供することにより、工芸に対する市民の意識啓発、工芸従事者の生産意欲の高揚、販路拡大に向けた積極的な事業展開を図ることを目的に工芸フェアを実施しております。以上です。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 会派輝、仲宗根議員の代表質問にお答えいたします。 通告書3ページ、質問事項1.質問の要旨(4)通学路等におけるブロック塀の撤去につきましては、これまで行ってきました住宅リフォーム支援事業に新たにブロック塀等撤去工事についての補助枠を拡充して行う事業でございます。補助対象につきましては、小中学校周辺道路、小中学校からおおむね半径500メートル圏内の道路に面する高さ1.2メートルを超えるブロック塀等の撤去工事や、高さを1.2メートル以下まで下げる改修工事としております。補助金額につきましては、ブロック塀等撤去工事に係るブロック塀の延長に定額を乗じた額、または補助対象経費の3分の2に相当する額のいずれか低い額とし、上限額を20万円としております。 続きまして、通告書4ページ、質問の要旨(11)①でございます。国道330号の拡幅に伴い残地が発生し、2列目の建物の背面が国道に面することとなり、景観上の懸念がございます。拡幅に伴う残地につきましては、まちづくり会社等の民間による活用を促進し、沿線の景観の修復及びにぎわいの創出を図ってまいりたいと考えております。 続きまして、②拡幅残地を活用した沿線まちづくりに関する本市の役割としましては、拡幅残地の活用主体となるまちづくり会社の設立を促すべく、広く権利者等に呼びかけ、まちづくり会社設立準備会を開催しております。今年度における同準備会は8回開催し、開業計画書をつくるべく地域課題の分析からまちづくり会社設立の動機、目標、資金計画等の作成について検討しております。今後まちづくり会社の実証実験や事業等について必要に応じて支援策も検討してまいりたいと考えております。 続きまして、同ページ、質問の要旨(12)空き家対策についてでございます。本市ではこれまで平成27年度には庁内関係課における空家等連絡調整会や市営住宅課における空家等相談窓口を設置、平成28年度には自治会ヒアリング、平成29年度には空家等実態基礎調査、そして今年度は空家等実態調査及び空家等対策支援業務を委託発注し取り組んでいるところでございます。今年度、委託調査につきましては空き家等の現地調査並びに状態の把握、所有者情報の特定、空き家等に対する意向調査、現地調査に基づいた空家管理システムの構築並びに空家台帳作成、空家等対策計画素案の作成を実施しているところでございます。 続きまして、②リノベーションまちづくりとの連携につきましては、今後策定を予定する空家等対策計画に定められる空き家等及び除却した空き家等に係る跡地の活用の促進に関する事項に該当するものと思われます。空家対策計画では、多岐にわたる所管課との連携が必要になるものと考えており、連携体制の仕組みにつきましては今後検討してまいりたいと思います。 ③空き家、空き店舗、空き地、公共施設など、既存のストックを活用し、民間主導の公民連携で取り組むリノベーションまちづくりにおいては、これまでに講演会を7回、スクールを2回開催してまいりました。また国道330号拡幅に伴う沿線まちづくりにおいても勉強会や講演会を開催しており、こうした取り組みの中でまちづくりの担い手の発掘、育成とともに、まちづくりへの意識の向上を促していきたいと考えております。またこうした取り組みの波及効果として、スクール参加者等により、空き店舗等、個別ストックの活用だけでなく、エリアのマネジメントを行う家守会社が設立され、自発的にまちづくりを行っていく流れができることを期待するものであり、次年度においても引き続きスクール等を開催し、まちづくりの担い手の発掘、育成等に努めていきたいと考えております。以上でございます。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 会派輝、仲宗根議員の代表質問にお答えいたします。 通告書3ページ、質問の要旨(4)②危険性のあるブロック塀の撤去等が進まない場合の市の対応についてでございますが、ブロック塀の倒壊による事故に通行人を巻き込まないためには、やはり所有者が責任と危機感を持ち、撤去を含む適切な対応を取ることが極めて重要であると考えております。市では危険性のあるブロック塀の情報提供があった場合には現地確認を行い、所有者に対し専門家等の相談先を案内するなど、必要な情報提供を行う等の対応を行っているところでございます。所有者が直ちに対応できない場合等については、通行人が巻き込まれないようブロック塀に注意表示を行うなど、倒壊の危険性を注意喚起するよう指導を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 おはようございます。会派輝、仲宗根 誠議員の代表質問にお答えいたします。 通告書3ページ、質問事項1.質問の要旨(6)福祉ネットワーク形成の充実のための民生委員拡充の検討についてお答えいたします。福祉ネットワーク形成の取り組みとして、各自治会では地域住民や民間企業、専門機関、行政等が地域住民の抱える課題について話し合う場となる福祉連絡会が開催されておりますが、地域住民が抱える課題は多様化しており、それらをいち早く発見するためには、地域住民の身近な相談役となっている民生委員、児童委員の活動が欠かせません。その活動は地域住民の相談支援や日常的な見守り、関係機関との連携や各種会議、研修への参加など幅広く求められています。一方で、沖縄市の民生委員、児童委員の現状としては、定数200人に対して現委員数が166人で、34人の欠員が生じている状況であり、増員に向け各自治会へ候補者推薦の呼びかけやイベント等で民生委員、児童委員活動の周知広報を行うなど取り組んでいるところでございます。ほかにも民生委員、児童委員への支援策として、平成31年度からこれまで不在だった事務局職員を社協内に新たに配置いたします。専従の事務局職員を配置することで、民生委員、児童委員の負担軽減を図るとともに、社協との連携を強化し、福祉ネットワーク形成の充実とさらなる活動の支援が図れるよう取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 御答弁ありがとうございました。 それでは幾つか再質問といいますか、要望といいますか、させていただきたいと思います。まず質問の要旨(1)地域活性化についてでありますが、アリーナというのは本当に市民の皆さん、あるいは地域の皆さん、中心市街地の皆さんが大変期待をしている事業でございます。今から指定管理者が決まっていって、それからいろいろ議論、検討等をしていくということなのですが、市がしっかりビジョンを持って、早目の仕組みとか体制づくりをしっかりやっていただきたいと思っております。 質問の要旨(2)観光客の誘客について。②でありますが、以前はよく出たように爆買いとか、中国人の方がいらっしゃっていろんな買い物をして帰っていくというような流れがあったかと思いますが、沖縄市においてはそれが若干周辺市町村に比べたら弱いのです、実際に。そういう中で、先ほど御答弁にもありましたが、今後はある意味、お客さんを選別していくことも大事なのかという感じがいたします。特に国内のクルーズ船の会社等にPRをしていただいて、国内の方々を呼んで、沖縄市でしっかり滞在して観光等を行っていただくという形も必要なのかと思いますので、ぜひこちらも御検討いただければと思います。 質問の要旨(3)FIBAワールドカップにつきましては、全世界8カ国の予選が行われると。全世界から注目されるイベントですので、受け入れ体制の構築を早目にやっていただきたいと思います。例えば他言語の案内板とかマップ作成、あるいは外国の方、日本人もそうなのですが、やはり自国の食文化で、長い期間いる間に食べたくなったりすると思いますので、沖縄市においてはいろんな国籍の方がいて、いろんな料理に対応できるかと思いますので、その辺も含めてぜひ早目、早目の対応をしていただければと思います。 続きまして、質問の要旨(7)商店街活性化、近隣駐車場の利用の支援に関してですが、もちろんPR等されてはいるのですが、現状はお店を使ってみて初めて割引がきくという認識を持つ方も結構いらっしゃいますので、先ほどポータルサイト等の話もあったのですが、沖縄市のホームページ等も含めて、より積極的なPRをぜひやっていただければと思います。 続きまして、質問の要旨(8)創業支援につきまして、現況はスタートアップカフェコザでいろいろなさっている中で、やはり創業した後の業務拡大等がなかなか難しいというのが現状としてあろうかと思います。以前、会派で福岡市スタートアップカフェに行った際に、スタートアップカフェの周辺にいろいろ施設がありまして、同じ建物内なのですが、例えばカフェがあったり、BARがあったり、そこでコミュニケーションをとってお互いの情報共有をしたり、あるいは専門家が常駐していて専門的なアドバイスをいつでも受けられると。もちろんスタートアップカフェコザもそういうことはなさっていると思うのですが、より施設の充実度といいますか、そういうものをぜひ図っていっていただきたいと思っております。 そして質問の要旨(9)②であります。エンジニアの確保についてですが、本土企業等でも全国的にエンジニアの確保というのは大きな課題となっておりまして、現状として外国から雇い入れたりするパターンもふえているそうです。もちろん沖縄市民、沖縄県民の雇用をふやすべきだと思いますが、まずはIT関係の企業が立地しやすい環境をつくるのも必要かと思います。そういう意味で、例えばエンジニアの移住者を募るとか、そういう施策まで考えられているのか、御見解をお聞かせください。 続きまして、質問の要旨(11)につきまして、まちづくり会社と沖縄市、それぞれの役割を具体的にいま一度お伺いしたいと思います。 質問の要旨(13)につきましては、プロフィットセンターというのはいわゆる利益を生み出す部門だと思うのですが、そういう金銭的な利益以外に例えば琉球ゴールデンキングスが子供たちにバスケットボール教室をするとか、そういう金銭面以外でのメリットというものもぜひ市民に還元していただければと思いますので、これは要望とさせていただきます。以上、2点よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 通告書4ページの質問事項1.質問の要旨(9)②エンジニア確保のための具体策ということで再質問がございましたが、市としては、沖縄県が大阪や東京都といった大都市圏でやっている移住やUターン、Iターンを対象にした誘致イベントに参加して、沖縄市のPRを今後していきたいと考えております。議員御指摘のとおり、エンジニアは大変不足している状況で、これは全国的な状況でございますので、非常に誘致は必要な条件になっているところでございますので、今後さらに力を入れて、そのエンジニアの育成、あるいは県外あたりからの誘致にも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 それでは御質問にお答えしたいと思います。 通告書4ページ、質問の要旨(11)②市の役割、まちづくり会社と市それぞれの役割ということでございます。学識経験者や沖縄総合事務局、コザ商店街連合会、自治会、沖縄商工会議所、沖縄市観光物産振興協会、沖縄市社会福祉協議会等で構成する胡屋十字路周辺地区まちづくり検討ワーキンググループで策定しました沿道まちづくりビジョンでは、まちづくりの主役として権利者、市民、企業、事業者等、まちづくりの先導役としてまちづくり会社等、それからまちづくりのサポート役として行政を位置づけております。まちづくり会社には残地を活用した沿道の景観の修復とにぎわい創出を期待しておりますが、将来的には沿道2列目以降を初めとする胡屋地区周辺一帯のエリアマネジメントも担っていただきたいと考えております。そのために市として必要なまちづくり会社への支援策等も今後検討する等、連携して取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ありがとうございました。 5年前に桑江市長が誕生いたしまして、アリーナ、サーキット、沖縄こどもの国といった非常に夢のあるビジョンを掲げて当選され、毎年毎年施政方針がだんだん具体的になってきて、本当に議員としても市民の一人としてもわくわくするような雰囲気になってきております。ぜひまた平成31年度は沖縄市がさらに前へ、もっと前へ進んでいけるよう市当局並びに議会の皆さんも一致団結してしっかり頑張っていければと思いますので、よろしくお願いいたします。以上をもちまして会派輝、代表質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で、会派輝、仲宗根 誠議員の代表質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前11時07分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時17分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 引き続き代表質問を行います。 護憲凛の会代表、高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 こんにちは。護憲凛の会、高江洲義八です。会派を代表しまして質問をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 その前に、沖縄初F4レーサー誕生、平良 響、コザ高3年、4月からトヨタで参戦という2月21日の沖縄タイムスの記事の紹介をしたいと思います。 自動車「フォーミュラ」のレースに、18歳の平良 響(コザ高3年)が沖縄から初めて参戦する。昨年8月に静岡であったトヨタのレーシングスクールで、書類選考された12人の中から平良を含む2人だけが合格し、レース参戦のサポートを受けられるようになった。卒業後は県外の大学に進みながら、新人の登竜門「FIA-F4」の舞台で4月の岡山を皮切りに年間14戦に挑む。「1年目からチャンピオンを目指し、来年、再来年にはF3に上がりたい」と意欲を燃やす。 父親の晋さんに連れられて6歳からカートに乗り、中学3年だった2015年に高校2年以下のジュニアクラスの日本代表に選ばれた。昨年はカートレースの最上位「OKクラス」で腕を磨き、20人以上が参戦する中で最高順位は7位。F4のマシンでは、同年2月にマレーシアであった東南アジア選手権で4位に入り、新人賞を獲得した。 F4は軽自動車より軽い車体に2000ccのエンジンを積み、カートにはないギアチェンジもある。最高時速はOKクラスより約100キロも早い220から230キロにも達する。カートよりも重い車体を操るため、「ちょっとしたミスでも横に流れて、タイムに差が出る」と難しさを語る。 F4の大会は、スーパーフォーミュラと並ぶ自動車レース国内最高峰のスーパーGTと併催となり、「多くの観客に見てもらえる」と胸を躍らせる。共にトヨタ勢の一角を担う同年生の野中誠太(埼玉)は、OKクラスで何度も表彰台に上った実力者だ。「同じチームでも負けたくない」と闘志を隠さない。ホンダ勢との優勝争いも待っている。 本格的なサーキットがない沖縄から、家族やスポンサーの支援があってこそ立てたスタートライン。「結果を出さないといけない」と力を込めて話しております。 ちなみに響君のおじいちゃんは、御存じの議員の方もいらっしゃると思いますけれども、元沖縄市職員の経済部長、平良 薫さんであります。 それでは施政方針4ページに従いまして、モータースポーツの推進につきましては、回を重ねるたびに熱気を帯びるコザモータースポーツフェスティバルの盛況を背景に、(仮称)モータースポーツ多目的広場の工事着手がいよいよ視野に入ってまいります。モータースポーツに日常的に触れ合える拠点として、早期完成を目ざしてまいりますとあります。 それでは質問事項1.平成31年度施政方針より。 質問の要旨(1)モータースポーツの推進についてであります。 ①(仮称)モータースポーツ多目的広場の用地選定及び事業概要等進捗状況についてお伺いをいたします。 ②近隣住民への騒音環境整備についてお伺いをいたします。 次、5ページをお願いします。未来を担う人づくりへの取り組みにつきましては、こどもたちがまちづくりに参加する機会の創出や、児童生徒の競技力・技術力の向上を図るため、県外でおこなわれるスポーツ・文化活動を支援するなど、本市のさらなる発展に向け、積極的な人材への投資に取り組んでまいりますとあります。 質問の要旨(2)未来を担う人づくりへの取り組みについて。 ①こどもたちがまちづくりに参加する機会の創出とあるが、内容についてお伺いをします。 ②県外でおこなわれるスポーツ・文化活動・本市のさらなる発展と積極的な人材投資の取り組みについてとありますけれども、その件についてお伺いをいたします。 次に5、6ページであります。中心市街地の整備につきましては、商業・医療・住宅等が集積する複合施設「パーチェ山里」の完成により、地域の活性化が期待され、さらに周辺環境の機能向上を図るとともに、国道330号沿線の拡幅整備促進やセンター中央通り線の双方向通行整備をすすめ、地域資源を活用したまちの活性化に向け取り組んでまいります。また、戦後沖縄を象徴するまちと形容される本市にあって、歴史を刻むコザゲート通りに、歴史・文化を発信する沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリートや、築き上げられた文化を次代へ着実に継承し地域の活性化を図るエイサー会館の設置など、これまで本市が培ってきた文化を活用した取り組みをすすめてまいります。中心市街地の魅力を高める取り組みや、コザ十字路地域の活性化を推進するとともに、地域経済の活性化に資する人材の輩出や企業集積に向け、商店街における拠点施設において、創業・起業支援およびICT人材の育成に取り組んでまいります。昨年は、全国的に自然災害が発生し、災害への備えと迅速な対応の重要性を再認識させられたことから、市民の安全・安心な暮らしを守るため、地域の防災力向上を図るとともに、防災機能を有する公園整備に向けた取り組みをすすめてまいります。また、児童生徒を含む地域住民の安全性を確保するため、引き続き、幼稚園・小中学校のブロック塀の撤去などを支援してまいりますとありますが、質問の要旨(4)です。市民の安全・安心な暮らしを守る地域防災力、防災機能を有する公園整備についてお伺いいたします。 ①自主防災組織が整備されている自治会の件数についてお伺いをいたします。 ②自主防災組織が整備されていない自治会の件数についてお伺いをいたします。 ③防災機能を有する公園についてお伺いをいたします。 ④幼稚園・小中学校のブロック塀の調査結果についてお伺いをいたします。 次、9ページをお願いします。文化財の保存と活用につきましては、文化財に関する保護意識の向上を図るため、展示会や講座などを実施するとともに、文化財の歴史的価値の認識に向け、発掘調査概要報告書を作成いたしますとあります。 質問の要旨(5)文化財の保存と活用について。 ①本市の文化財の数についてお伺いをいたします。 ②文化財の保護についてお伺いいたします。 次に同じく9ページでございます。市史資料の充実につきましては、本市の歴史認識を深めるため、「沖縄市史」第5巻移民編の発刊に向けた調査をおこなうとともに、新たに「沖縄市史」第5巻戦争編を発刊いたしますとあります。 質問の要旨(6)市史資料の充実について。 ①「沖縄市史」第5巻の発刊についてお伺いをいたします。 同じく9ページであります。社会教育の推進につきましては、ビジネス書や郷土資料等の図書資料を充実するとともに、文化センターの改修に向け基本計画を策定いたします。また、青年会活動の充実に向け支援してまいりますとあります。 質問の要旨(7)社会教育の推進について。 ①文化センターの改修に向けた基本計画についてお伺いをいたします。 次、10ページ、地域コミュニティの活性化につきましては、自治会の組織強化および加入率の向上を図るため、自治会加入促進協議会の活動を支援するとともに、軽貨物自動車の購入やこども達が集まりやすい環境づくりに向けた図書の充実など、自治会活動に必要な備品等の整備を支援してまいります。また、山里自治会公民館基本計画を策定するとともに、学習等供用施設等の消防用設備改修工事および泡瀬第二自治公民館の空調改修工事を支援いたしますとあります。 質問の要旨(8)であります。地域コミュニティ活性化について。 ①自治会加入促進協議会の活動内容についてお伺いいたします。 ②軽自動車を保有している自治会についてお伺いをいたします。 ③軽自動車を保有していない自治会についてお伺いいたします。 ④予算の確保ができていない自治会についてお伺いをいたします。 次に11ページをお願いします。母子保健の推進につきましては、新たに産婦健診および産後ケア事業を実施し、産後うつや育児不安などの早期発見・早期支援に努めるとともに、子育て世代包括支援センター「結ぽ~と」において、妊産婦および乳幼児の全数把握や支援プランの策定など、切れ目のない支援に取り組んでまいります。また、若年妊産婦の支援につきましては、社会からの孤立化を防ぎ、安全・安心な環境での出産等を支援するとともに、生活指導や就学支援などをおこなってまいりますとあります。 質問の要旨(9)母子保健の推進について。 ①若年妊産婦の対象(年齢)についてお伺いをいたします。 ②若年妊産婦の過去の推移についてお伺いいたします。 ③若年妊産婦の出産費用についてお伺いをいたします。 ④若年妊産婦の生活環境についてお伺いをいたします。 ⑤生活指導や就学支援についてお伺いをいたします。 次に13ページをお願いいたします。放課後児童クラブにつきましては、民設放課後児童クラブの支援をはじめ、(仮称)美東小学校内公設放課後児童クラブの供用を開始するとともに、(仮称)高原小学校内公設放課後児童クラブおよび(仮称)越来小学校内公設放課後児童クラブの建築工事に着手いたしますとありますけれども、質問の要旨(10)放課後児童クラブについて。 ①3校に公設放課後児童クラブを設置することについてお聞きをいたします。 ②建築工事の着手についてお伺いをいたします。 ③運営方針についてお伺いをいたします。 ④民営放課後施設の件数についてお伺いをいたします。 13ページをお願いします。公立幼稚園の給食につきましては、新たに高原幼稚園、諸見幼稚園および北美幼稚園において給食を開始いたします。また、越来幼稚園、コザ幼稚園、美里幼稚園および美原幼稚園の配膳室実施設計をおこないます。 それでは質問の要旨(11)公立幼稚園の給食について。 ①4園の実施計画の根拠についてお伺いをいたします。 ②全ての幼稚園での給食実施についてお伺いいたします。 次、14ページをお願いします。特別な支援が必要な児童生徒につきましては、障がいの有無にかかわらず、ともに学ぶことができるよう、特別支援教育補助者等の配置や合理的配慮支援コーディネーターによる巡回訪問など、一人ひとりの状況に応じた学習支援や教育相談に取り組んでまいりますとありますけれども、質問の要旨(12)であります。特別な支援が必要な児童生徒について。 ①特別支援教育補助者についてお伺いをいたします。 ②コーディネーターによる巡回訪問についてお伺いをいたします。 次、15ページをお願いします。大学等への進学促進につきましては、奨学金制度の実施や民間企業との連携をすすめる沖縄市育英会の活動を支援するなど、修学にかかる経済的負担軽減に取り組んでまいりますとありますけれども、質問の要旨(13)大学等への進学促進について。 ①沖縄市育英会の活動についてお伺いいたします。 ②県内大学の貸与型奨学金についてお伺いをいたします。 ③県外・国外の貸与型奨学金についてお伺いをいたします。 ④奨学金の見直し(増額)についてお伺いいたします。 次、17ページをお願いします。認知症高齢者等の支援につきましては、新たに地域型地域包括支援センターに認知症地域支援推進員を配置し、認知症の早期発見・支援の体制づくりに取り組むとともに、金銭管理等に関する相談支援や成年後見制度の普及を促進してまいりますとあります。 質問の要旨(14)認知症高齢者の支援について。 ①認知症の早期発見・支援体制についてお伺いをいたします。 ②金銭管理の支援を受けている人数についてお伺いをいたします。 ③金銭管理を拒否する方への支援についてお伺いをいたします。 次、22ページです。商店街の活性化につきましては、商店街等の基礎調査を実施するとともに、店舗改修および近隣駐車場の利用を支援し、商店街の賑わいおよび魅力向上を図ってまいります。また、銀天街の活性化に向け、商業者や周辺住民等の意見聴取をおこないますとあります。 質問の要旨(15)商店街の活性化について。 ①店舗改修及び近隣駐車場の支援についてお伺いをいたします。 ②銀天街の活性化についてお伺いいたします。 次、23ページをお願いします。中城湾港新港地区につきましては、物流の促進や定期航路の開設に向け、関係機関と連携し取り組んでまいりますとあります。 質問の要旨(16)中城湾港新港地区について。 ①中城湾港新港地区の取り組みについてお伺いいたします。 ②これまでに中城湾港に寄港したクルーズ船の回数についてお伺いをいたします。 次、27ページをお願いいたします。空き家対策につきましてであります。空き家対策につきましては、安全・安心な住生活の促進に向け、管理が適切におこなわれていない空き家の対策計画を策定いたします。また、住環境の向上を促進するため、市民が居住する住宅のリフォームを支援するとともに、新たに通学路等におけるブロック塀の撤去などを支援してまいりますとありますが、質問の要旨(17)空き家対策について。 ①市内の空き家の件数についてお伺いをいたします。 ②老朽化した空き家、工作物等の対策についてお伺いいたします。 次、28ページであります。公園整備につきましては、地域に親しまれ、誰もが利用しやすい憩いの場を目ざし、美里第五公園および海中道路跡都市緑地の整備工事を実施いたします。また、(仮称)比屋根公園および(仮称)古謝公園の整備に向け調査等をおこなうとともに、防災機能を有する公園施設の計画を策定いたしますとあります。 質問の要旨(18)公園整備についてであります。 ①各公園整備の進捗状況についてお伺いをいたします。 ②供用開始までのスケジュールについてお伺いをいたします。 次、29ページをお願いします。道路の適正な維持管理につきましては、里道の境界確定復元測量を実施するとともに、照屋1号線道路占用物である銀天街アーケードの解体工事にかかる実施設計をおこないますとあります。 質問の要旨(19)道路の適正な維持管理について。 ①銀天街アーケードの解体工事は健全度調査に基づいて行うのか、お伺いをいたします。 ②銀天街アーケードの解体工事の進捗状況についてお伺いいたします。 ③銀天街商店街振興組合は解散していると聞くが、現在のアーケードの所有者は誰かお伺いをいたします。 以上について、よろしくお願いをいたします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時44分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時44分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 通告書5ページ、質問の要旨(3)中心市街地の整備について。 ①パーチェ山里の分譲マンション部分は何室あるかお伺いをいたします。 ②パーチェ山里の商業施設数と空き施設の数についてお伺いいたします。 ③国道330号の拡幅に伴う沿線まちづくりの促進についてお伺いをいたします。 ④ゲート通りに移転したヒストリートの来場者数についてお伺いをいたします。 ⑤ヒストリートの新旧の来場者の対比についてお伺いをいたします。失礼しました。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時45分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時45分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 当局の答弁を求めます。 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 護憲凛の会の高江洲義八議員の代表質問にお答えをいたします。 質問事項1.質問の要旨(1)①(仮称)モータースポーツ多目的広場につきましては、私が公約として掲げる(仮称)沖縄サーキットの整備実現に向けての取り組みの一つであります。(仮称)沖縄サーキットの整備に向けては、平成28年度に(仮称)沖縄サーキット整備基本構想を策定し、サーキット建設に対する民意を高めながら段階的な実現を目指すこととして、短期ビジョン、中長期ビジョンを策定いたしました。(仮称)モータースポーツ多目的広場は、短期ビジョンの取り組みとして位置づけるもので、毎年多くの方に御来場いただいているコザモータースポーツフェスティバルを通して、モータースポーツに対する認知度向上やサーキット建設への期待など、着実に高まる民意を受けて、県内モータースポーツ関係者のニーズを充足し、さらなるモータースポーツの振興を図る施設として整備を行うものであります。当該施設は県内モータースポーツの聖地化を目指し、各種モータースポーツ競技を中心に自動車関連産業の振興、交通安全教育や青少年の健全育成、さらには地域利用など多用途に活用できる施設として、平成31年度内には工事に着手し、平成32年度中の供用開始を目指してまいります。この(仮称)モータースポーツ多目的広場を通して、さらなるモータースポーツの振興を図るとともに、モータースポーツの重要性の検証等を行ってまいります。議員冒頭の所見にもお話が出ました、本市出身で現在コザ高校3年生の平良 響君が沖縄で初めて「FIA-F4」に参戦することが決まったとうれしいニュースがありました。こうした才能を持った子供たちの可能性を広げることにもつながるものと考えており、平良 響君の活躍によりまして高江洲義八議員がモータースポーツに、そして本格的サーキットとなる(仮称)沖縄サーキットの整備実現に理解が深まったことをうれしく思っております。しっかりと取り組んでまいる所存であります。 次に質問の要旨(2)①についてであります。子供たちがまちづくりに参加する機会である沖縄市こども議会につきましては、こどものまち宣言の理念に基づきまして、子供たちが自分たちの住むまちに関する学習を踏まえ、本会議場でみずからの意見を表明し、その声を市政に反映させる場として開催しております。去る2月23日に第6回沖縄市こども議会議員の任命式をとり行いました。やる気に満ちた子供たちの活躍に大きな期待を寄せているところであります。本市のまちづくりについても子供たち、中学生の目線で課題を発見し、その解決に向けて議論を深め、本会議において質問や提案を行うこども議会は、こどものまちを象徴する事業であり、今後も継続的な開催に取り組んでまいります。 次に.質問の要旨(2)②についてお答えをいたします。未来を担う人づくりへの取り組みにつきましては、これまでも本市の未来を担う子供たちに対しさまざまな支援を行ってまいりました。そのうちくわえビジョンの施策項目に挙げております県外派遣費補助の充実強化につきましては、補助対象団体として、平成31年度よりこれまでの県体育協会及びその加盟団体のほか、新たに日本レクリエーション協会の加盟団体や女子軟式野球連盟などの拡充を行っております。また、学校教育活動の一環で行われる従来の体育的・文化的行事のほか、文化的行事の珠算や書道などについては、文部科学省または教育委員会が共催、後援する大会についてその対象を拡充しております。 その他の御質問については、部局長に答弁させていただきます。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 護憲凛の会、高江洲議員の代表質問にお答えいたします。 質問事項1.質問の要旨(1)①でございます。モータースポーツ多目的広場の用地選定及び進捗状況についてお答えさせていただきます。用地の選定につきましては、平成29年度に策定した(仮称)モータースポーツ多目的広場整備計画において、旧倉浜ごみ処理施設跡地を最優先候補地として設定しており、現在の進捗状況としましては施設の基本・実施設計業務を進めているところでございます。 次に②でございます。(仮称)モータースポーツ多目的広場の整備につきましては、騒音対策の実施による周辺地域への配慮が最も重要であると考えているところでございます。具体的な騒音対策につきましては、ハード面の対策として遮音壁の設置、また、ソフト面での対策として運用時の同時走行台数の制限や走行禁止時間の設定、車両排気音の音量規制など、現在進めている設計業務において具体的かつ効果的な騒音対策について検討しているところでございます。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 護憲凛の会、高江洲議員の代表質問にお答えいたします。 通告書5ページ、質問事項1.質問の要旨(3)①でございます。山里第一地区市街地再開発事業により建設された住宅等の住戸数は69戸で、うち地権者など権利をお持ちであった方の分が33戸、新たな入居分が36戸となっており、現在、全戸入居済みとなっております。 続きまして、②パーチェ山里の商業施設数は全12施設で、現在3階の一部で保育施設の内装工事中であり、今年の4月には営業を開始すると伺っておりますので空きスペースはございません。 ③国道330号の拡幅に伴い残地が発生し、2列目の建物の背面が国道に面することとなり、景観上の懸念がございます。拡幅に伴う残地につきましては、まちづくり会社等の民間による活用を促進し、沿線の景観の修復及びにぎわいの創出を図ってまいりたいと考えております。 続きまして、通告書7ページ、質問の要旨(17)空き家対策についてでございます。 ①今年度において空家等実態調査及び空家等対策支援業務を委託しております。工期が今年の3月29日までとなっており、まだ調査・精査中でありますが、現時点で空き家等候補は575件となっております。 ②今後の対応につきましては、今年度における調査結果等を踏まえ、本市における空き家対策の方針を定めるとともに、条例の制定、空き家協議会の設置、空家等対策計画の策定に向け取り組んでまいります。これらの取り組みにより、そのまま放置すれば倒壊等、著しく保安上危険となる空き家等を特定空き家等に位置づけることができ、土地に係る固定資産税の優遇措置の解除や、所有者等に対し指導、勧告、命令、行政代執行等の措置をとることができるようになります。 続きまして、同ページ、質問の要旨(19)①銀天街のアーケードにつきましては、今年度実施した健全度調査によって、経年変化による材質の劣化やさびによる腐食で、施設の破損が全体的に進行している状況が判明しております。主なものを挙げますと、屋根中央部分の採光用のポリエステル波板などの破損が全体に及び、また、9本の支柱の器具に穴あきが確認できるほか、アーケード屋根側面の内部構造が露出している部分の腐食、破損の進行が確認されております。この調査結果から市としましては、危険性の除去のためアーケード解体が必要だと認識しております。 続きまして、質問の要旨(19)②次年度に予定しております解体工事に係る実施設計につきましては、アーケードの解体工法や解体工事に付随する電気、通信、給排水施設等の切り回しの設計等を行い解体費用の算定を行います。また、設計とあわせて、沖縄電力やNTTとの事前調整を行う予定でございます。引き続きアーケードの飛散、落下物防止対策を行いながら、早期に解体が行えるよう関係部署との連携のもと、銀天街商店街振興組合清算人等と調整を行いながら、その条件整理を進めていく考えでございます。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時55分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 こんにちは。高江洲義八議員の代表質問にお答えをいたします。 通告書5ページ、質問事項1.質問の要旨(3)④ヒストリートの来場者数についてでございます。沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリートがコザゲート通りに移転し、リニューアルオープンした平成30年8月8日から平成31年1月末現在の来場者数は1万1,025人でございます。 続きまして、⑤ヒストリートの新旧の来場者の対比でございます。平成29年度と平成30年度の一月当たりの平均来場者数を比較いたします。平成29年度の一月の平均来場者数は約1,500人、平成30年度の一月の平均来場者数は約1,800人となっており、平成29年度と平成30年度を比べると、一月の平均来場者数は約1.2倍にふえているところでございます。 それから同じく5ページ、質問の要旨(4)①の自主防災組織の件でございます。平成30年度現在、市内で結成されている自主防災組織は26カ所となっております。その内訳といたしましては、自治会が37カ所ございますが、自治会18カ所、県営団地が5カ所、市営住宅1カ所、行政区域外の自治会1カ所、これは美里仲原になっております。その他1カ所、その他というのは女性防火クラブでございます。ちなみに平成30年度において、新たに結成された自主防災組織は、吉原自治会、県営北美団地の2カ所となっております。 ②未組織の自治会への対応についてということでございます。未組織の自治会への対応につきましては、現在、防災課において自主防災組織担当者を2人配置し、自治会へ出向き自主防災組織の必要性や手続等について説明を行い、結成を促しているところでございます。今後とも地域住民が主体的に防災体制を確立することが有効な防災対策になると考えていることから、自主防災組織の結成や活動支援に向けて積極的に取り組んでまいります。 続きまして、同じく5ページ、質問の要旨(6)①「沖縄市史」第5巻戦争編の発刊についてでございます。平成31年度は「沖縄市史」第5巻戦争編の冊子版とCD版を発刊する予定でございます。冊子版はこれまで収集した資料や協力していただいた市民の証言等をもとに、大学教授や沖縄戦の研究者に沖縄市の沖縄戦について寄稿していただいた内容を冊子として取りまとめるものでございます。CD版につきましては、紙面にすると膨大な量となる市民の証言や公文書等から収集した情報整理、分析した内容をデータとしてCD、DVDにまとめたものでございます。市内外の方々に沖縄市の沖縄戦の特徴がわかりやすい内容となるよう取り組んでまいります。以上でございます。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 護憲凛の会、高江洲議員の代表質問にお答えいたします。 通告書5ページ、質問事項1.質問の要旨(4)③でございます。防災機能を有する公園の整備につきましては、平成29年度にマンタ公園において災害時の一時避難場所としての非常用トイレ、かまどベンチ、仮設テントが設営できる遊具などの防災機能を有する施設の設置や高齢者、障がい者を含め、公園施設を円滑に利用できるよう園路等の整備を行ったところでございます。今後も公園内に防災機能を有する施設整備を進めるため、平成31年度は沖縄市地域防災計画に位置づけられている広域及び一時避難場所の公園において、避難時の収容人数などをもとに、導入施設や規模、配置計画等の整備計画を策定し、進めてまいります。 続きまして、通告書7ページ、質問の要旨(18)①と②は関連いたしますので、公園整備の進捗及びスケジュールについて一括して答弁いたします。比屋根地区及び古謝地区においては、公園未整備地域であり、市内の均衡ある都市環境の形成及び公園の配置バランス等を考慮すると早期の公園整備が必要と考え、取り組んでいるところでございます。(仮称)比屋根公園は比屋根小学校近くに整備を計画している街区公園で、平成30年度までに概略設計、基本計画、基本設計を実施したところでございます。平成31年度は用地測量、平成32年以降に用地取得、実施設計、工事を経て、平成34年度の供用開始を予定しております。(仮称)古謝公園については、これまで公園候補地の選定に時間を要しておりましたが、平成30年度新たに候補地として、市の名木に指定されている古謝ビジュルのアコウの木のある用地周辺での整備提案が地元自治会より示されたところでございます。平成31年度は公園整備に向けた可能性調査を実施し、調査結果に基づき地域の合意が得られれば、平成32年度以降に基本計画、基本設計を行い、早期整備に向け取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 こんにちは。それでは護憲凛の会、高江洲議員の代表質問にお答えいたします。 通告書5ページ、質問事項1.質問の要旨(4)④幼稚園、小中学校のブロック塀調査についてでございますが、本市における幼稚園、小中学校のブロック塀に関する取り組みにつきましては、昨年6月18日に発生しました大阪北部地震の翌日より、市内の小中学校及び幼稚園へコンクリートブロック塀に関する緊急点検を行い、安全性に懸念のあるブロック塀を確認したことから注意喚起の張り紙を行い、随時安全対策を進めております。安全対策状況としましては、小規模な塀については撤去及びフェンスへの改修を終えており、現在は小学校1カ所、中学校1カ所で改修を行っており、あわせてブロック塀の改修基本計画に取り組んでいるところでございます。今後につきましては、専門家による既存ブロック塀の状況を再度調査し、改修の必要性の有無、方法について検討し、平成31年度中の完了を目指し取り組んでまいります。 続きまして、通告書同ページ、質問の要旨(5)①本市の文化財の数についてでございます。市内には有形、無形、民俗、記念物など合わせて360余のさまざまな文化財が所在しており、その中で、市指定文化財24件、県指定文化財5件、国登録文化財4件が指定登録されております。 次に②文化財の保護につきましては、年間を通して指定文化財を中心に計17カ所の文化財清掃を定期的に実施し、訪れる方が見学しやすい環境づくりに努めております。また、市指定文化財におきましては、修理等の必要が生じた場合は、正しく文化財が継承できるよう所有者、または管理者に対して補助金を交付し、所有者とともに文化財の維持管理に努め、文化財を保護しております。 次に通告書の6ページ、質問の要旨(7)①文化センターの改修に向けた基本計画についてでございます。文化センターは市民の文化意識の高揚と文化の創造を図る社会教育と文化活動の拠点として、昭和58年9月に竣工した施設で、築年数35年が経過しております。教育委員会では平成29年5月、現在のBCコザ1階部分に図書館が移転開館したことに伴い、同施設の跡利用施設として、郷土博物館の拡充及び中央公民館としての活用を計画しているところでございます。平成31年度には施設の老朽化や図書館跡利用の課題を整備するため、文化センター整備基本計画の策定業務を行ってまいります。 次に通告書7ページの質問の要旨(13)①沖縄市育英会の活動についてでございます。市育英会は県内に住所を有し、成績優秀で向学心に燃える若者のうち、経済的事情により大学等への就学が困難な者に対して学資の貸与を行っており、青少年の健全育成並びに次代を担う人材の育成を目的としております。市育英会の奨学金制度における貸与金は無利子となっており、貸与対象につきましては学校教育法に定める大学、短期大学及び大学院のほか、県内に設置されております国立沖縄工業高等専門学校、沖縄職業能力開発大学校や沖縄県立農業大学校のほか、国外留学となっております。なお、貸与金の原資は返済された貸与償還金並びに企業、個人等からの寄附金が主な財源となっております。本市としましては、毎年本事業の趣旨に御理解をいただいております多くの企業、または個人の皆様から多額の御寄附を頂戴していることに対し、深く感謝申し上げるところでございます。 続きまして、②県内大学の貸与金の額についてでございます。1人月額3万円、4万円、5万円の中から奨学金を受ける者が選択することになっております。貸与期間につきましては、各大学等の就学年限、または貸与決定されてから卒業までの実年限となっております。 続きまして、③県外大学、または国外大学における貸与金の額でございますが、こちらも1人月額5万円、6万円、7万円の中からどちらかを奨学金を受ける者が選択することになっております。貸与期間につきましても県内大学と同様でございます。 最後に、④奨学金の見直しについてでございます。市育英会は平成24年4月1日に公益財団法人へ移行した際、県内大学貸与額月額3万円の固定額から月額3万円、4万円、5万円の中からの選択制へ改め、県外大学についても月額5万円の固定額から増額した額の5万円、6万円、7万円の中からの選択制へ改め、さらに国外大学への貸与枠を広げております。議員お尋ねの奨学金見直しにつきましては、育英会に確認したところ、現在は検討していないということでございました。教育委員会としましては、今後も奨学金制度の活用を望む若者への対応について、育英会と連携、協力するとともに、奨学金の見直し等についても協議してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 こんにちは。護憲凛の会、高江洲義八議員の代表質問にお答えいたします。 通告書6ページをお願いいたします。質問事項1.質問の要旨(8)①自治会加入促進協議会の活動内容についてでございます。平成28年11月に沖縄市自治会加入促進協議会を立ち上げ、自治会加入への具体的な方法や取り組みを協議しながら、パンフレット、ポケットティッシュ、うちわ、ステッカー、小中学校における横断幕や中部宅地建物取引業者会店舗に配布するのぼりなどの作成費用を補助しております。また10月の自治会加入促進月間では、同協議会や各自治会とともに街頭パレードや自治会活動パネル展を行っており、さらに国際カーニバルや産業まつりなどのイベントにおいてもパンフレットなどの配布を行っております。また、今年度は沖縄市自治会加入促進協議会を中心に、沖縄県中部宅地建物取引業者会、沖縄市自治会長協議会、沖縄市社会福祉協議会、沖縄市PTA連合会及び本市の6団体において、市内の小中学生を対象とした第1回「ぼくたち、わたしたちの自治会・公民館」絵画作品コンクールを実施し、たくさんの児童生徒からの作品応募がありました。このような活動を通して多くの市民が自治会活動に興味や関心を持つよう働きかけや自治会加入への周知に取り組んでおります。 次に質問の要旨(8)②でございます。軽自動車を保有している自治会についてでございます。自治会振興費補助金交付要綱の軽貨物自動車購入補助金において、平成27年度から補助を行っており、平成30年度までの実績としましては合計13台の軽貨物自動車購入補助を行っております。 次に質問の要旨(8)③でございます。軽自動車を保有していない自治会についてでございます。軽自動車を保有していない自治会は15自治会となっております。 次に質問の要旨(8)④でございます。平成27年度より軽貨物自動車購入補助金において、補助対象経費の2分の1補助(1申請に対し上限45万円)を行っているところでございますが、今後車両を保有していない15自治会が、自治会による予算の確保も含め当補助金の対象になるものと考えております。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 護憲凛の会、高江洲義八議員の代表質問にお答えいたします。 通告書6ページ、質問事項1.質問の要旨(9)母子保健の推進についてお答えいたします。①でございます。若年妊産婦の居場所事業につきましては、内閣府の沖縄子供の貧困緊急対策事業補助金を活用し、沖縄県助産師会母子未来センターにおいて実施しており、社会から孤立することなく安全安心な居場所で産前産後を過ごせるよう、相談指導等を通して自立に向けた支援を行っております。本事業では市内に在住するおおむね18歳以下の妊産婦を対象としております。 続きまして、②でございます。直近3年間の本市の母子健康手帳の交付状況でお答えいたします。18歳以下の母子健康手帳の交付人数は、平成27年度49人、平成28年度40人、平成29年度32人となっております。 続きまして、③でございます。出産費用につきましては、加入する各医療保険の出産育児一時金支給制度から支給がございます。また、手続をすることにより、各医療保険から医療機関へ直接支払う制度を活用することも可能となっております。 続きまして、④でございます。若年妊産婦の多くは無職で、実家で生活しており、パートナーも同じく10代が多く、母子健康手帳交付時の入籍については予定や未定がほとんどで、生活が不安定な状況が見られます。さらに妊娠、出産、子育てにおいては経済面も含め、周りから十分な支援が望めないなど、孤立感からさまざまな課題を抱えている状況がございます。居場所事業において、支援が必要な若年妊産婦に対し就労支援や生活指導等を行いながら、関係機関や福祉サービスにつなげていきたいと考えております。 続きまして、⑤でございます。本事業では妊娠、出産、育児などの相談指導、生活習慣、家事などの生活指導、就労支援の相談及び調整なども行っており、その一環として学習支援も行うなど、若年妊産婦一人一人との信頼関係を築きながら、自立に向けた支援につなげているところです。 続きまして、質問の要旨(10)放課後児童クラブについてお答えいたします。①でございます。公設の放課後児童クラブにつきましては、沖縄市放課後児童健全育成事業整備計画に基づき、順次整備を進めているところです。まず美東小学校内の公設放課後児童クラブについては、今年度、平成30年度内に整備を終え、平成31年4月から供用開始を予定しております。また、高原小学校及び越来小学校については、学校の校舎や体育館の建てかえ計画に合わせる形で公設放課後児童クラブの整備に取り組んでおり、高原小学校は平成32年度から、越来小学校は平成33年度からの供用開始を目指して取り組んでおります。 続きまして、②でございます。高原小学校では学校敷地内ではありますが、校舎とは離れた別棟での公設放課後児童クラブを整備する計画で設計等を進めており、平成31年度に工事に着手し、平成31年度内の完成予定となっております。また越来小学校は校舎に併設する形で公設放課後児童クラブを整備するため、校舎の建てかえスケジュールと同様、平成31年度に工事着手し、平成32年度の完成予定で取り組んでいるところです。 続きまして、③でございます。公設の放課後児童クラブの運営につきましては、国の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準に基づき、定員を原則40人として事業を実施しているところです。現在、あげだ児童館内及び福祉文化プラザ児童センター内の公設放課後児童クラブについては直営で運営しています。また平成29年度以降に整備した山内小学校内の公設放課後児童クラブ、山内学童や宮里児童センター内の公設放課後児童クラブ、がじゅまる学童については公設民営により運営しております。今後整備予定の公設放課後児童クラブについては、公設民営の方針で取り組んでまいります。 続きまして、④でございます。本市には公設公営の放課後児童クラブ2カ所を除いて、平成30年度は民営の放課後児童クラブは公設民営2カ所、民設民営39カ所の計41カ所で、平成31年度にはさらに8クラブふえまして、公設民営が3カ所、民設民営が46カ所の計49カ所となる予定でございます。 続きまして、質問の要旨(11)公立幼稚園の給食についてお答えいたします。①でございます。幼稚園における食育の推進を図り、子供たちの健康と心身の成長を育むことを目的に、平成27年度に策定した沖縄市立幼稚園増改築工事基本計画に基づいて、配膳室の整備等を進めながら給食の実施を計画的に進めているところです。 ②でございます。公立幼稚園における給食の全園実施につきましては、平成31年度中に実施予定の越来幼稚園、コザ幼稚園、美里幼稚園を含めると全16園中11園での実施となります。今後美東幼稚園については、園舎建てかえの時期に合わせて整備しながら給食を実施する予定でございます。その他の未実施4園については、給食の提供に向けて、学校給食センター第2調理場の改築の進捗状況に連動する形で取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 こんにちは。護憲凛の会、高江洲義八議員の代表質問にお答えを申し上げます。 通告書6ページ、質問事項1.質問の要旨(12)特別な支援が必要な児童生徒について。①特別支援教育補助者についてお伺いというところにお答えを申し上げます。特別支援教育補助者の業務内容といたしましては、特別な支援を必要とする児童生徒の普通学級及び特別支援学級に在籍する児童生徒の生活支援及び学習支援を行うことであります。現在31人の支援員を配置しているところでございます。 続きまして、②でございます。コーディネーターによる巡回訪問についてのお尋ねでございます。議員御指摘のコーディネーターは、合理的配慮コーディネーターと呼ばれているコーディネーターでございます。業務内容といたしましては、要請のある中学校に対し巡回指導を行い、特別支援教育及び進路指導の支援の充実を図るとともに、各学校の特別支援教育コーディネーター、担当教諭等への助言及び保護者を含めた進路に対する相談業務を担っているところでございます。今年度、平成30年度でございますが、実績といたしまして、相談支援を受けた巡回訪問が19回、相談者数が延べ19人となっているところでございます。以上でございます。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 こんにちは。護憲凛の会、高江洲義八議員の代表質問にお答えいたします。 通告書7ページ、質問事項1.質問の要旨(14)①認知症の早期発見・支援体制についてお答えいたします。認知症高齢者等を早期発見するためには、認知症に関する正しい知識を持つことが重要です。正しい知識を持って対応してみて、あれ、おかしいなと思ったら早目に高齢者の総合相談窓口である地域型地域包括支援センターへ相談すること、これが早期発見につながる近道となります。実際に地域型地域包括支援センターへの相談から、認知症の早期発見につながったケースもあることから、平成31年度より新たに7カ所の地域型地域包括支援センターに認知症地域支援推進員を配置し、身近な地域で認知症の方やその家族への相談支援が行える体制を整備いたします。さらに認知症初期集中支援チームと連携し、専門医療機関の紹介や受診に向けた支援につなぐとともに、本人の状態に合った医療や介護のサービスが提供されるよう認知症高齢者等の支援に取り組んでまいります。 続いて②金銭管理の支援を受けている人の人数についてお答えいたします。高齢者の金銭管理等に関する相談支援については、沖縄市社会福祉協議会へ委託し、実施しております。同事業は判断能力の低下などの理由により、金銭管理の支援が必要となった高齢者の家族や支援者から相談を受け、金銭管理の助言を行うとともに、必要に応じて社会資源の紹介や成年後見制度等につなぐといった支援を行うもので、直接現金や通帳を預かって金銭管理を行う事業ではございません。なので、相談を受けた件数でお答えさせていただきます。本事業で対応した平成29年度の相談件数は、延べで1,251件でございます。 続いて③金銭管理の支援を拒否する方への対応についてお答えいたします。高齢者金銭管理等相談事業は、金銭管理に関する相談、助言を行う事業であり、現金や通帳を預かることはございませんので、金銭管理を拒否される場面は想定されておりません。御質問の金銭管理を拒否される方については、高齢者自身の判断能力を含め、成年後見制度の活用を検討していくなど、さまざまな角度からアプローチしながら支援を行うことになります。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 大変申しわけございません。答弁に誤りがございましたので、修正させていただきます。 通告書6ページ、質問事項1.質問の要旨(11)公立幼稚園の給食についての②でございます。公立幼稚園における給食の全園実施につきましては、平成31年度中に実施予定の諸見幼稚園、高原幼稚園、北美幼稚園を含めると、全16園中11園での実施となります。おわびを申し上げます。訂正方よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 それでは護憲凛の会、高江洲議員の御質問にお答えいたします。 通告書7ページ、質問事項1.質問の要旨(15)①店舗改修につきましては、中心市街地商店街内の店舗改修工事に係る費用の2分の1、上限を100万円として支援を実施してまいります。また、コザ商店街連合会が取り組んでいる店舗利用者の駐車場利用の一部を助成する事業に対し、支援を実施してまいります。 続きまして、②商店街の活性化について、店舗改修工事や駐車場利用料金の助成のほかにも商店街交流拠点の運営や、商店街等で行われるイベントに対する支援を行ってまいります。また、誘客や出店を促進するため、商店街を会場として活用するイベントの誘致を行っていくほか、イベント時に道路を使用する際等の行政手続の支援や市広報紙などでの周知活動を行ってまいります。 続きまして、質問の要旨(16)①中城湾港新港地区における本市の取り組みといたしましては、沖縄県やうるま市と連携し、企業立地に向けての取り組みを進めるとともに、物流促進の支援を行い、中城湾港新港地区の物流拠点化の促進と定期航路の充実に向けて取り組んでまいります。 ②クルーズ船の実績等について、平成30年度の中城湾港へのクルーズ船寄港は2月末現在で20回あり、乗客乗員合計で4万2,199人となっております。また、初寄港の船に対しては歓迎のセレモニーを行っており、平成31年度も4隻が初寄港の予定となっております。昨年12月に「飛鳥Ⅱ」が初寄港した際には、港において沖縄市、うるま市、北谷町、北中城村の特産品の販売や振る舞いを行ったほか、入港の際に美東中学校吹奏楽部、見送りの際にはコザ高校吹奏楽部の生徒さんに演奏をしていただき、大変好評であったと聞いております。クルーズ船で来たお客様がもう一度来たいと感じていただけるように、平成31年度も引き続き同様の取り組みをしてまいりたいと考えております。 続きまして、同ページ、質問の要旨(19)③銀天街アーケードの所有者についてでございますが、沖縄市銀天街商店街振興組合が現在も清算手続中であり、まだ解散していないことから、同組合の所有となっております。以上でございます。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 御答弁ありがとうございました。 それでは母子保健の推進についてでありますけれども、再質問をいたしたいと思います。若年妊産婦の生活環境、居場所についての背景の課題では、沖縄県における10代の妊婦、出産の割合は全国と比べて高い状況にあります。10代妊産婦の場合、全国では1.1%、それに対しまして沖縄県は2.6%、沖縄市が3.7%であります。2倍以上という大きな数値を占めておりますけれども、10代で妊娠、出産をする若年妊産婦の中には妊娠したことを周囲に相談できない、パートナーや家族からの経済面を含めた支援が得られないなど、妊娠、子育てのサポートが十分得られていないケースがあります。貧困の連鎖を断つためにも若年妊産婦を支える社会的枠組みが求められております。本市において、18歳未満の予期せぬ妊娠、出産を予防するための性教育も重要だと考えますけれども、そのことについてお尋ねをいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 高江洲義八議員の再質問にお答えいたします。 性教育や家族計画、就労の意義を子供たちに伝えることは重要な課題であると認識しております。子供を産み、育てることの喜び、母親・父親となる責任、生活力を身につけ、仕事につくための準備などについてわかりやすく伝えるために、現在中学校で実施している「思春期教室」をさらに充実させるとともに、思春期前に知っておくことも大切なことから、今後は小学校高学年の子供たちにも伝えていく取り組みを進める必要があると考えております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 答弁ありがとうございました。 最後になりますが、去る2月10日に古謝自治会で東部海浜開発局の職員、市史編集担当の職員の協力を受けまして、古謝地区文化財めぐりのスタンプラリーを実施いたしました。文化財や旧跡などを見学し、自分たちの住んでいる地域について理解を深めるのが目的で、親子連れや友達同士など約150人が参加をいたしました。古謝の古道、古い井戸、シーサーなどを回りながら、集落の生い立ちや行事にまつわる言い伝えを学びました。また、風葬や土葬が主流であった時代に、遺体を納めた棺を墓まで運ぶのに使われた龕を納めてある龕屋では、親子が不思議そうにのぞいておりました。最後には公民館で子供会の和太鼓、昇龍太鼓や獅子舞が披露されて、婦人会が用意をしましたぜんざいも参加者に振る舞われました。楽しい文化財スタンプラリーでありました。開発局の皆さん、市史編集の皆さん、ありがとうございました。 それから銀天街アーケードですけれども、落下防止の対策がなされております。非常に危険な状況でありますので、早目の対策が必要かと本員は思っております。美東中学校のブロック塀ですけれども、一部に継ぎ足しをした跡が見られる箇所があります。また、マンタ公園の防災機能は遊具が避難テントに変わり、ベンチがバーベキュー窯に変わり、施設が仮設トイレに変わるなど、遊具の説明板を見ないとわからないぐらいにきれいに整理をされておりました。 代表質問に迅速丁寧に御答弁をいただき、ありがとうございました。職員の皆さんには多くの事業計画がありますけれども、健康に留意をされまして頑張っていただきたいと思います。また、退職を迎えます屋比久 功部長、そして森川政寿部長、職員の皆さん、大変御苦労様でございました。以上で代表質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で、護憲凛の会、高江洲義八議員の代表質問を終わります。 日本共産党、池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 それでは今日午後からの代表質問ということになりました。今回、昨日の県民投票があって大いに疲れ切っております。そういうこともありますけれども、一応今日は所見は控えて、早速代表質問に移らせていただきたいと思いますけれども、当局の皆さん方におかれましてはぜひ明快な御答弁をいただいて、一回で終わらせていただけたら非常に幸いかと思っていますのでよろしくお願いいたします。 それでは通告書の8ページ、質問事項1.施政方針について。 質問の要旨(1)市政運営に対する基本的な考えからお伺いをさせていただきたいと思います。 ①P4東部海浜開発地区に、滞在型リゾートの構築に向けた土地利用計画のあり方について取り組むことについてお伺いしたいと思います。これまでの土地利用のあり方については、平成22年7月の東部海浜開発土地利用計画検討調査業務報告書に示されているとおり、開発のコンセプトはスポーツコンベンション拠点の形成で、キーワードはスポーツ、健康・医療、交流として、その土地利用方針はスポーツ、健康と医療、そして交流もメーンテーマとした開発を目指し、海に囲まれた緑豊かな環境の中で、スポーツや医療、保養などを通じて県民や市民、観光客が交流、健康づくりを行える空間を創出すると位置づけられておりました。景観基本方針のイメージ図にはこれらに関連する施設配置図となっておりました。当局はこれまでスポーツコンベンションとして事業を進めてきたはずであります。しかし、今度の施政方針は新たな魅力を創設する滞在型リゾートの構築に向けた土地利用計画をすすめるとなっております。そこでお伺いしたいのですが、ア.これまでの土地利用計画の見直しをするのかどうか、お伺いいたします。 イ.東部海浜埋立免許と整合性はとれているのか、お伺いをいたします。 ②P7歩行者の安全確保や円滑な道路交通を図ることについてお伺いをいたします。 ア.沖縄北インターチェンジ交差点周辺の交通渋滞は国道329号と市道、それからネクスコ等と関係することになると思うが、合意形成は図られているのか、解消のスケジュールなど進捗状況をお伺いいたします。登川クランク交差点の解消に向けた取り組みの進捗状況をお伺いしたいと思いますが、ここは農民研修センターの広場に何らかの影響を及ぼしかねません。農林水産課との協議は合意されているのか。それと、広場を縮小させない工法として、本員は地下道の整備で国道329号を交差することなく、また、登川38号線との交差も解消されると考えるが、県や国等にその提案をしたらどうか。これは要望ですけれども、当局の御見解をお願いいたします。 ③P7基地から派生する諸問題や市の振興発展に寄与する施策についてお伺いをいたします。 ア.移設に関する三者協議会を活用した取り組みに積極的というが、何がどこまで進んでいるのか、その進捗状況をお伺いいたします。 (ア)浸水対策の河川整備については、比謝川河川と与那原川河川の整備のスケジュールと進捗をお伺いいたします。 (イ)知花38号線の整備について変更があるのか、協議内容の進捗状況をお伺いいたします。 (ウ)農業用水の確保の整備についてであります。これまで倉敷ダム再開発のときに、地元の農業団体である倉敷ダム流域振興促進協議会との間で交わされた水利権補償のために、ダム工事が完成する間、暫定的にダムの原水を利用させると。それで早目に沖縄市の農業用水利用計画に基づいて、水利権の補償のための整備事業に取り組むということが覚書で取り交わされておりましたけれども、いまだに本市の計画が未定のために、ついに県企業局は平成33年度までの期限を切って配水を停止すると通告してきました。その計画は与那原川の河川から供給することになっていたが、キャンプ・キンザーの倉庫群が移設することになっており、河川整備との関連で困難が予想されます。県企業局との協議の進捗状況をお伺いいたします。またスケジュールはどうなっているのか、お伺いをいたします。 (エ)嘉手納基地第3ゲート周辺の交通渋滞の解消に向けて、キャンプ瑞慶覧のインダストリアル・コリドーからのスクールバス80台の発着時の渋滞対策は協議されているかどうか、進捗状況をお伺いいたします。 ④P7国等との信頼関係をもとに、国から示されている魅力的な制度の活用など、あらゆる財源の確保に取り組むとあるが、具体的な取り組みの内容と進捗状況をお伺いいたします。 質問事項1.質問の要旨(2)平成31年度の主な施策から。 ①P8「平和を創り かおり高い文化を発信するまち」についてお伺いをいたします。 ア.平和行政の推進について、昨年の「沖縄市平和事業推進アクションプラン」の改定はどのようになったのか、お伺いをいたします。 ②P10「未来に輝き 世界にはばたく こどものまち」について伺います。 ア.こども医療費助成について伺う。 桑江市長は通院による医療費の助成については、平成30年度10月から年齢枠の拡大をすると第396回定例会における本員の代表質問に答えて、小学校6年生まで拡充すると言っております。現物給付については、未就学児まで本年10月より予定していると、平成30年10月より予定しているとのことでした。今回、平成31年度の施政方針も全く同じことを述べておりまして、進展が見られないのが残念ですけれども、そこでもう一度お伺いいたします。 (ア)こども医療費負担の軽減を図るため、本年度の補正でもいいのですが、拡大する計画があるか、見解をお伺いいたします。 (イ)現物給付の未就学児からさらなる拡充計画が求められておりますが、見解をお伺いいたします。 イ.公立保育所の整備についてお伺いいたします。 (ア)知花保育所の建てかえの基本実施設計を行うことに当たって、場所と面積の入所時の基準に合った面積になるのかどうか。また、入退所時の車の駐車スペースは確保されるのか、設計にそのことが盛り込まれるか、お伺いさせていただきます。いわゆるこれまでの保育所の基準面積からさらに駐車場スペースを広げることができるかどうか、お伺いいたします。 ウ.児童館についてお伺いをいたします。 (ア)(仮称)美里中学校区児童館の整備について進捗、スケジュール、場所についてお伺いします。同校区内には、北美小学校と美里小学校の両方の児童が利用することになるが、地元との合意形成は図られているのかどうか、そしてその場所はどこになろうとしているのか、お伺いいたします。 エ.こどもの居場所づくりについてお伺いいたします。 (ア)「拠点型こどもの居場所」の設置について。専門的支援を必要とする親子の居場所づくりは、ニーズに合ったすばらしい計画であると認識をしておりますが、そこで既存のこどもの居場所との違いなど、公設か、民設かなど、専門的支援者は有資格者、何の資格を持っておられるのかお伺いさせていただきます。そして計画の内容をお伺いします。 ○ア進捗状況、スケジュール等をお伺いいたします。 ○イ設置場所はどこの地域か。何箇所の計画をしているか、お伺いいたします。 ○ウ運営の方法はどのように考えておられるのか、お伺いいたします。 オ.国際理解教育の充実についてお伺いをいたします。 (ア)中学生海外短期ホームステイの派遣対象者の拡充の実施について。海外での体験学習は有意義な事業であると認識しておりますが、子供のニーズの多様性に適用する語学圏の拡大が求められていると思います。そこで次の質問をお伺いします。 ○ア派遣のこれまでの実績。 ○イ派遣先の国はどこか。 ○ウ派遣対象者の拡充の内容をお伺いいたします。 カ.大学等への進学促進についてお伺いいたします。 (ア)奨学金制度の実施についてお伺いします。昨今では大学進学や専門学校等の高学歴を希望する学生は当たり前になっております。しかし、経済的に親にゆとりがない家庭は、どうしても奨学金制度の活用が必要であります。沖縄市育英会の支援だけでは本土での進学生活は困難な状況で、アルバイト等をしながら、苦学を覚悟して、そして現在頑張っておられる学生は大変多いわけです。その応援をすることは大切であります。本市の育英会の資金貸し付けをもっと緩和する必要があります。そこで県と日本学生支援機構との連携による給付型奨学金との併用など、制度の内容と緩和の取り組みについて見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時00分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時14分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 それでは引き続いてよろしくお願いします。 質問事項1.質問の要旨(2)③P20「人と資源を活かし 産業の力づよい成長を支えるまち」についてお伺いいたします。 ア.沖縄アリーナの整備について。 (ア)多目的アリーナとして、実施設計に変更見直しはないかお伺いいたします。このことは基本設計のときには鉄筋コンクリート構造ではなかったか、現在の鉄骨構造に実施設計を変更した見直し手続について、沖縄市と施工予定者、あるいは設計者の三者による沖縄市多目的アリーナ施設等整備事業基本協定が締結されております。この基本協定書に基づいて見直し手続はしっかりとなされたのか、三者協議会での協議がなされている記録などもあるのかどうか、お伺いをいたします。 (イ)供用開始に向けてインフラ整備の進捗状況をお伺いしたいと思いますが、この件についてはインフラ整備は道路だとか電柱だとか、水道、下水道、こういうものが整備されていくと思うのですが、アリーナに向けて、付随する駐車場等の問題についてもお伺いをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 (ウ)駐車場の整備について、進捗状況をお伺いいたします。特に供用開始まで整備が完了しているかどうか、お伺いいたします。 (エ)交通渋滞の解消に向けた女子学園跡地の駐車場へのアクセス道路の整備、進捗状況をお伺いいたします。 (オ)市内ホテル等の誘致の進捗状況をお伺いいたします。 (カ)中心市街地の経済的な波及効果の取り組みについて状況をお伺いいたします。 (キ)事業費の総額と財源の計画はしっかりと裏づけされているかどうか、お伺いいたします。 イ.中心市街地の戸建、共同住宅等の除去費用の支援内容について、予算額、補助率、期間等をお伺いいたします。 ウ.創業支援についてお伺いいたします。起業を志す方々の相談に対応するワンストップ窓口を設置して支援する。そしてまたICT人材の育成に取り組むことについてお伺いいたします。 (ア)プログラミングスクールについてお伺いします。 ○アこれまでの実績。スクールの受講者実績をお伺いします。 ○イ受講料金は幾らになっておりますか。 ○ウ創業実績で、経済的波及効果をお伺いしたいと思います。 ○エ、ここで9期と書いてあると思うのですが、これについては現在の募集は11期だそうですので、これに訂正をお願いします。○エ11期の講座募集と内容についてお伺いさせていただきます。 通告書の10ページです。エ.企業誘致の推進についてお伺いいたします。 (ア)これまでの実績は幾らか。 (イ)雇用人員。できれば正規、派遣、臨時は何人かお伺いいたします。 (ウ)今後の計画はどのようになっているのかお伺いします。 (エ)PDCAサイクルの総括はどうなっているのかお伺いいたします。 オ.工芸によるまちづくりの推進についてお伺いいたします。 (ア)工芸やものづくり産業の拠点施設の整備の取り組みについてお伺いいたします。 ○ア進捗状況。今後の計画をお伺いいたします。 ○イ知花花織の位置づけについてはどのようになっているのか。 ○ウ「工芸の郷」構想との整合性は図られているのか。 ○エ場所と面積。駐車場等を含めたものはどのような計画になっているのか、お伺いします。 ○オ施設の運営はどのような計画を予定しているか、お伺いいたします。 カ.農業の振興についてお伺いいたします。昨年まで地域農業の担い手に対する人・農地プランに基づく遊休地の有効利用を促進するとあったが、今回はこの文言が消えておりまして、(ア)昨年度の(仮称)農産業活性化計画の策定の進捗はどのようになっているのか、お伺いいたします。これは昨年度の施政方針の中で述べられていたものですけれども、今回これが完成しているということになろうかと思うので、その進捗がどうなっているかお伺いいたします。 (イ)沖縄市全域の農業用水の確保の進捗をお伺いいたしたいと思います。 (ウ)新アグリビジネス構想との整合性を図りながら、農民研修センター周辺の活性化の取り組みの内容をお伺いいたします。 (エ)人・農地プランのPDCAサイクルの総括をお伺いいたします。 ④P24「地球にやさしく 安全で安心なくらしができるまち」についてお伺いいたします。 ア.環境にやさしいまちづくりについて。 (ア)ごみの資源化を推進するため、草木類の分別回収の実施について、具体的内容をお伺いします。同時に、これまでの草木の分別についてはこれから見直しをするということになりますけれども、2市1町のこれまでの実績等についてお伺いをさせていただきたいと思います。 ⑤P25「うるおいある 快適な空間を将来につなぐまち」についてお伺いいたします。 ア.国道330号沿線の残地の活用を担う民間活力の導入の取り組みについて。中心市街地活性化事業の計画に基づく道路沿線の残地利用として、道路拡張以外の活用方法は難航しておりましたけれども、先進地視察によって屋台村で活性化したところを学んできました。そこで今回、(ア)屋台村構想等の計画は、行政とまちづくり会社との連携による取り組みができないか、見解をお伺いいたします。 (イ)駐車場の整備に残地利用の計画はあるか、お伺いいたします。 (ウ)道路沿線や小空間の草木花の植栽の計画の取り組みはあるかどうか、お伺いいたします。 イ.キャンプ瑞慶覧ロウワー・プラザ住宅地区の返還跡地利用についてお伺いいたします。新聞報道によると、日米合同委員会はロウワー・プラザ地区の2024年度中の返還に向けて、マスタープランに合意し手続が進められることになったという報道がありました。いよいよ先が見えてきました。 そこで(ア)土地利用の基本構想、基本設計を急ぐ必要があるが、見解をお伺いいたします。 (イ)用地取得の実績と計画について進捗状況をお伺いいたします。 ウ.浸水対策についてお伺いいたします。 (ア)水路の境界確定復元測量の場所と総延長は。具体的にお伺いさせていただきます。 エ.市北部地域の道路および公園の整備についてお伺いいたします。 (ア)登川4号線の整備計画の進捗、スケジュールをお伺いいたします。 (イ)登川38号線の整備計画の進捗、スケジュール状況。特に急な坂の改修は可能かどうか、お伺いをさせていただきます。よく地獄坂と言われている急な坂についての改修は可能かどうか、お伺いいたします。 オ.道路整備について。 (ア)(仮称)池武当インターチェンジの整備計画は断念したのか。昨年の位置づけが削除されておりますけれども、どのようになっているのかお伺いいたします。 (イ)その後の進捗状況をお伺いいたします。 ⑥P30平成31年度の予算編成に当たって、次のことについてお伺いいたします。 ア.本市の財政状況についてお伺いいたします。 (ア)財政調整基金の現状と見通しは、今後の推移はどのようになるのかお伺いいたします。 イ.沖縄アリーナについて、プロフィットセンターへの転換を目指すことについて。転換の内容とプロセスについてお伺いいたします。 ウ.職員力や組織力の向上についてお伺いいたします。 (ア)選考採用(人事)についてであります。平成30年度沖縄市職員選考採用試験について、平成31年1月15日から25日までの10日間の受付期間で、第一次試験は小論文、第二次試験は面接試験による人物評価として募集がなされたようであります。選考採用の目的、小論文の判定、面接の審査員は第三者機関による専門家によるものか、合否判定はどのようになされているか、その公平、公正、公明な手続が担保されたかどうか、お伺いいたします。 (イ)会計年度任用職員制度の導入について、具体的な制度の内容についてお伺いいたします。特に制度の根拠となる手当等の改善はあるのかどうかお伺いいたします。 (ウ)非常勤等職員の任用根拠の明確化に向け云々とありましたが、これまで法的根拠のないままに採用しておられたのかどうか、お伺いさせていただきます。 壇上からの1回目の質問を終わります。 ○小浜守勝議長 当局の答弁を求めます。 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 日本共産党、池原秀明議員の代表質問にお答えをいたします。 質問事項1.質問の要旨(1)①土地利用計画に関する取り組み状況についてお答えをいたします。平成29年度から平成30年度にかけて実施した東部海浜開発計画に係る社会経済動向調査の中で、現在の土地利用計画についての需要調査を行ったところ、用地ごとの需要に関する結果については、宿泊施設用地に関する必要客室数が前回実施した予測から2.7倍ほど増加している結果が出ております。土地利用計画のあり方について、沖縄への入域観光客は今後も大幅に増加することが予測されておりますので、時代の変化に対応することは至極当然、必要なことであり、現在検証作業を行っているところであります。今後は有識者による検討委員会や市民会議からの御意見をお聞きしながら土地利用計画を精査していく予定となっていることから、計画を変更するか否かについては、今後の議論の進みぐあいによるところであります。 その他の御質問には、副市長、部局長に答弁させていただきます。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 日本共産党、池原議員の代表質問にお答えいたします。 通告書8ページ、質問事項1.質問の要旨(1)①イでございます。東部海浜開発地区の埋立免許との整合性についてお答えいたします。現在取り組んでいる土地利用計画の検証作業につきましては、計画変更を前提としたものではなく、企業ヒアリングや有識者による検討委員会、さらに市民会議での意見を集約した上で検証作業を進めながら、時代の変化に対応した土地利用計画のあり方について検討しているものでございます。その結果、仮に土地利用計画が変更された場合は、港湾計画を変更した上で、公有水面埋立法の用途変更に関する許可申請の手続を行う必要があると考えております。 続きまして、同ページ、質問の要旨(1)③アの(ア)比謝川及び与那原川の整備進捗及びスケジュールについてお答えいたします。比謝川につきましては、平成29年11月30日、日米合同委員会での合意を受け、平成30年10月11日、現地米軍、県、沖縄防衛局の三者による現地協定書を締結し、共同使用手続を完了しております。現在、県のほうからは共同使用区間の測量及び概略設計業務の発注手続を今月末をめどに進めていると伺っております。その後のスケジュールとしましては、平成31年度より下流側から実施設計を行い、用地測量及び地積測量図作成、用地買収を行った後、工事に着手すると伺っております。続きまして、与那原川についてでございます。県のほうからは平成29年度までに約6割の用地取得が済み、平成30年度においても用地買収1筆を行い、引き続き用地交渉を進めていく予定と伺っております。今後の整備スケジュールにつきましては、これは第3軍道橋下流のほうになりますが、合流する比謝川の整備も含むことから、現在、沖縄防衛局と調整中だと伺っているところでございます。 続きまして、通告書10ページ、質問事項1.質問の要旨(2)⑤ウの(ア)水路の境界確定復元測量でございますが、当該事業は境界が不明確な水路の位置を確定し、適正な維持管理を行うことを目的に測量等を実施しております。平成31年度に測量を行う場所は上地、諸見里、山内、南桃原の4地区で総延長は約3,000メートルを予定しているところでございます。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 日本共産党、池原議員の代表質問にお答えいたします。 通告書8ページ、質問事項1.質問の要旨(1)②アでございます。沖縄北インターチェンジ交差点周辺交通渋滞対策につきましては、去る1月30日に第2回の検討委員会が開催されております。会議では交通実態調査結果及び米軍施設移転後の交通状況予測等について報告がなされ、その対策の方向性として車線数の増設、または運用や信号現示の改良などが示されるとともに、その役割分担について了承されており、平成31年度以降、各機関において実施に向けた詳細な検討を進めていくこととなっております。本市としましては、一日も早い交通渋滞の緩和を目指し、今後の渋滞対策が円滑に進むよう、国等による周辺住民への説明会の開催等について連携していきたいと考えております。次に登川交差点につきましては、県道26号線、国道329号、市道登川48号線からなる道路の形状がクランク状の交差点となっていることから、安全で円滑な交通に課題があると認識しており、また、沖縄北インターチェンジ交差点周辺渋滞対策検討委員会においても、同交差点の解消が課題として挙げられております。本市としましては、これまで機会あるごとに同交差点の改善に向けた県道整備について、沖縄県へ要望してまいりました。今後とも同交差点の改善に向け沖縄県へ要望するとともに、関係機関等との調整を進めてまいります。 続きまして、質問の要旨(1)③アの(イ)知花38号線の整備につきましては、現在までに約1,000メートルの整備が完了しているところでございます。未整備区間につきましては、基地から派生する諸問題に関する作業部会において、平成28年度に沖縄市が抱える課題の一つとして説明しておりますが、移設に伴う施設配置計画が未策定であり、作業部会の個別のテーマとして検討するまでには至っておりません。当該路線は倉敷ダムや東南植物楽園及び多くの農業用施設から県道26号線へ続く重要な路線と認識しており、今後も全線供用に向け、沖縄防衛局など関係機関と調整を行っていきたいと考えております。 続きまして、質問の要旨(1)③アの(エ)嘉手納基地第3ゲートの交通渋滞の解消についてでございます。平成30年9月の嘉手納弾薬庫への移設に関する作業部会では、嘉手納飛行場第3ゲート付近交差点の交通渋滞について、平定27年度及び平成28年度に行った現況交通量及び将来交通量予測により、顕著な交通渋滞が予測されない結果となっておりますが、沖縄防衛局及び防衛省としては、今後の移設エリアの建物配置等の詳細な検討状況や池武当インターチェンジの検討状況も踏まえながら、引き続き周辺道路への影響を検討していきたいとの報告がありました。本市としましては、引き続き検討状況を注視していくとともに、必要に応じて沖縄防衛局に対し適切な対応を講じるよう調整していきたいと考えております。 続きまして、通告書9ページ、質問の要旨(2)③ア.沖縄アリーナの整備。(エ)交通渋滞の解消についてでございます。沖縄アリーナ駐車場建設予定地の南側に位置する旧沖縄少年院と旧沖縄女子学園の間を通過する道路は、都市計画道路諸見里桃原線として位置づけており、未整備区間であります。旧沖縄少年院前の約260メートルにつきましては、平成32年度の工事完了を目指して取り組んでおります。 続きまして、通告書10ページ、質問の要旨(2)⑤アの(ア)屋台村構想等の計画についてでございます。国道330号の拡幅に伴い残地が発生し、2列目の建物の背面が国道に面することとなり、景観上の懸念がございます。拡幅に伴う残地につきましては、まちづくり会社等の民間による活用を促進し、沿線の景観の修復及びにぎわいの創出を図ってまいりたいと考えております。現在、まちづくり会社設立準備会を開催し、有志による開業計画書等の作成を行っておりますが、当該準備会有志らの残地活用の手法は屋台村を構想しており、今後、必要に応じ支援策の検討を行ってまいりたいと考えております。 質問の要旨(2)⑤アの(イ)駐車場の整備につきましては、建設部としましては、沖縄市の顔となる通りであるとともに、車両の円滑な走行や安全性上の観点から国道330号沿線の残地活用における駐車場の整備は望ましくないと考えており、沿道まちづくりルールに関するアンケート調査を踏まえ、地域と意見交換を重ねながら検討を進めてまいります。 続きまして、質問の要旨(2)⑤アの(ウ)国道330号拡幅に伴う歩道の植栽計画につきましては、沖縄市景観計画に基づくガイドラインにおいて、景観形成の観点から、好ましい樹種を例示しておりますので、事業主体である国に推奨してまいりたいと考えております。なお、植栽計画の決定は国のほうでなされるものと承知しております。 続きまして、質問の要旨(2)⑤イ.キャンプ瑞慶覧ロウワー・プラザについてでございます。当該地区は平成8年のSACO最終報告におきまして、平成19年度末をめどに返還とされておりました。その際に地区を共有する北中城村と共同で跡地利用計画の検討を行ってまいりましたが、平成19年度末の返還実現には至りませんでした。その後、泡瀬ゴルフ場跡地のイオン計画や、本市中心市街地活性化基本計画など、社会情勢の変化を勘案し、平成23年度に地権者等の意見を踏まえ、4つの土地利用のゾーニング計画素案を作成しております。当該地区は平成36年、またはその後の返還予定とされておりますが、計画素案については今後の周辺環境の変化に対応した計画が望ましいこともございますので、北中城村との連携のもと、また地権者と共同により、計画を検討してまいりたいと考えております。 続きまして、質問の要旨(2)⑤イの(イ)公共用地の先行取得につきましては、平成24年4月に施行されました駐留軍用地跡地利用特別措置法により、駐留軍用地の土地の先行取得制度が創設されており、平成33年度までとなっております。本市では平成27年度から取り組んでおり、取得目標としては2万1,700平方メートルとしております。平成30年度までの4年間の取得実績としましては合計5,125平方メートル、取得率としましては23.6%となっております。先行取得が芳しくない要因としましては、土地価格の上昇を注視していることから、先行買収に対する売り控えがあるものと考えております。先行取得の推進に向けた取り組みとしましては、毎年3月に地権者向けの説明会を実施しております。また、買い取り申し出開始の事前お知らせを地権者へ郵送するとともに、当初は一月であった申し出期間を二月に延長して、なるべく多くの地権者から買い取りの申し出をしていただけるよう取り組んでいるところでございます。平成31年度は地権者向けのセミナーの開催を予定していますので、そういう地権者が集まる機会を活用し、先行取得についての情報をできるだけ多くの地権者やその関係者へ発信し、取得率の向上につなげたいと考えております。 続きまして、通告書11ページ、質問の要旨(2)⑤エの(ア)市道登川4号線につきましては、平成28年度より一部狭隘区間の拡幅や歩道整備など、安全で円滑な道路交通環境づくりに取り組んでいるところでございます。平成29年度に実施設計を終え、平成30年度は一部擁壁を設置する必要があることから擁壁設計業務を行っております。今後につきましては、平成31年度より用地測量、土地評価等を実施し、平成35年度の工事着手に向けて取り組んでまいります。 続きまして、質問の要旨(2)⑤エの(イ)市道登川38号線につきましては、平成29年度より一部狭隘区間の拡幅や歩道整備など、安全で円滑な道路交通環境づくりに取り組んでいるところでございます。平成29年度に概略設計を実施し、平成30年度には予備設計を完了しております。これまでの計画において、現状の線路を見直し、現況の急勾配箇所を避ける形で計画をしているところでございます。今後につきましては、平成31年度に実施設計を行い、その後用地測量、土地評価、用地買収等を実施し、平成37年度の工事着手に向けて取り組んでまいります。以上でございます。 ○小浜守勝議長 暫時会議時間の延長をいたします。 仲本副市長。 ◎仲本兼明副市長 池原議員の代表質問にお答えいたします。 通告書8ページ、質問事項1.質問の要旨(1)④についてでございます。本市では旺盛な行政ニーズに応え、さまざまな課題への対応が求められている中、国の2019年度予算案の沖縄振興費において、一括交付金を補完する形で新たに沖縄振興特定事業推進費が計上されております。今後、予算案の議決を含めた国の動向を注視し、新たな制度が具体化された際には、その活用に向け取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 それでは日本共産党、池原議員の御質問にお答えいたします。 通告書8ページ、質問事項1.質問の要旨(1)③アの(ウ)、それから通告書10ページの質問の要旨(2)③カの(イ)農業用水の確保については関連しますので、一括して答弁いたします。農業用水の確保につきましては、現在策定を進めております北部西地区農業用施設基本計画の中で、取水する位置や水の供給などを検討しているところでございます。また、今後の策定予定でございますが、同計画をもとに平成31年度には基本設計、平成32年度には実施設計を行い、平成33年度にはファームポンド工事を行い、平成34年度の供用開始を目指して取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、通告書9ページの質問の要旨(2)③アの(オ)市内ホテル等の誘致についてお答えいたします。平成30年度の沖縄県入域観光客数は984万人に達し、6年連続で過去最高を更新するなど好調に推移しております。さらに増加が見込まれる観光客の宿泊ニーズを満たせるよう既存ストックの活用も含めたホテルなど、宿泊施設の誘致を推進してまいります。 同ページ、質問の要旨(2)③アの(カ)について。中心市街地の既存商店街への経済波及効果を最大化するためにも、魅力的な店舗の集積等によりエリア全体の魅力度を高めることが大事だと考えております。その方策として、空き店舗等への改修補助や商店街などの実施するイベントに対する支援を行うとともに、ホテルなどの宿泊施設やIT企業の誘致を進め、滞在人口の拡大に取り組んでまいります。 同ページ、質問の要旨(2)③イ.除去費用の支援の内容については、中心市街地内の古い建物を除去し住宅を整備するものを対象に、その除去に係る費用の一部を補助するものでございます。また補助の割合といたしましては、除去対象建物の戸数と新たな住居、住宅の整備による戸数を比較し、その増加戸数により30%から60%の補助率を設定しております。中心市街地における良好な居住環境を整備、改善することで居住人口の定住促進に努めてまいります。 続きまして、同ページ、質問の要旨(2)③ウの(ア)の○アから○エについては関連しますので、一括して答弁いたします。プログラミングスクールにつきましては、創業支援拠点スタートアップカフェコザにおけるICT人材育成の一環として実施しております。講座の内容といたしましては、ホームページ等の作成に必要な技術等を習得する実践的な内容となっております。受講料については市民が2万円、市外の方が4万円となっております。本講座につきましては平成28年度から実施しており、これまでの累計の実績として約330人の方が本講座を受講しております。創業の実績といたしましては、昨年度の実績として、本講座の受講者を含む40人の方が創業を初めとした活動を実現しております。本事業においては、プログラミング以外にもデジタル工作機器の活用方法を習得するものづくり分野の講座など、さまざまな講座を開催し、利用者の創業支援及び就業機会の創出に取り組んでまいります。 通告書10ページ、質問事項1.質問の要旨(2)③エ.企業誘致の推進。(ア)から(エ)については関連しますので、一括して答弁いたします。誘致実績といたしましては、沖縄県や関係機関と連携して誘致活動に取り組むとともに、直接企業訪問などを行いました。それにより雇用促進等施設等のIT施設へ新たな企業が進出、入居しており、直近5年間で14社の企業誘致につながっております。また本市IT施設等へ入居している企業21社の平成30年度雇用者数実績は約1,700人に達しております。 同ページ、質問の要旨(2)③オの(ア)○アから○オについては関連しますので、一括してお答えいたします。ものづくり産業の拠点施設の整備については、平成25年度に(仮称)沖縄市工芸の郷整備基本構想・基本計画を策定しましたが、財源の問題や沖縄県が豊見城市で工芸産業振興拠点施設の整備を進めていることなどから、同計画の見直しが認められており、調査業務や関係機関との勉強会などを行っているところでございます。 続きまして、同ページ、質問の要旨(2)③カ.農業の振興についての(ア)と(ウ)は関連しますので、一括して答弁いたします。(仮称)沖縄市農産業活性化計画につきましては、農家や関係機関からのヒアリングや関係機関などで構成する推進会議を開催するなど、策定に向けて取り組んでおります。アグリビジネス構想の主な内容である農業生産基盤、他産業との連携などの方針は継続していくとともに、個別の事業につきましては、現在状況等を踏まえながら、見直しを図ってまいります。 続きまして、同ページの質問の要旨(2)③カの(エ)人・農地プランの総括についてでございます。沖縄市人・農地プランは平成24年度から実施しており、毎年農家や関係団体と意見交換を行い、見直しを図るなど、今年度、第6回更新時までに今後の本市農業を担う中心となる経営体は35経営体から71経営体に増加しており、引き続き平成31年度も事業を継続して農業振興を図ってまいります。以上でございます。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 日本共産党、池原秀明議員の代表質問にお答えいたします。 通告書8ページをお願いいたします。質問事項1.質問の要旨(2)①アでございます。本市では平成26年に平和行政の中長期的な計画として策定した10年計画の沖縄市平和事業推進アクションプランについて、計画期間の中間年度である平成30年度に社会情勢の変化、市民アンケートの結果や計画の進捗状況などを踏まえ、計画の見直しを行い、さらなる取り組みの充実を図るため、沖縄市平和事業推進アクションプラン(改定版)の策定を行っております。現アクションプランの中で課題となっておりました総合計画との整合性のとれた体系の整理や平和大使の活動のさらなる充実、沖縄戦の体験、記憶の継承、平和に関する多様な学びの場の充実などを整理検討しております。計画改定の基本的考え方としまして、旧越来村森根で降伏調印式の行われた1945年9月7日をその起点と位置づけ、悲惨な沖縄戦の教訓を風化させることなく継承していく、「平和を守る」と多様なテーマで平和とは何かを考え、未来の平和を創造していく「平和を創る」を2つの両輪として計画を推進していきます。平成30年度中には改定版を策定し、平成31年度から実施していきたいと考えております。 次に通告書10ページをお願いいたします。質問事項1.質問の要旨(2)④アの(ア)でございます。これまで家庭から出る草木類は燃やせるごみ袋に入れ、2袋までは可燃物と処理し、3袋以上は申し込みをしていただき、資源ごみとして収集しておりました。平成31年4月1日からはごみの減量化及び資源化向上を目的に、草木類を毎週水曜日に定期収集を行い、これまで草木類を申し込み以外に一度に家庭から出せる量が燃やせるごみ袋2袋まででしたが、これからは45リットル以内の透明袋、または1メートルの長さを目安に10キロ以内の草木類の束を合わせて6点まで出すことができます。7点以上はこれまでどおり申し込みにて対応させていただきます。続きまして、通告がございました2市1町の草木類の倉浜衛生施設組合の搬入量についてでございます。平成27年度から平成29年度の3年間についてお答えいたします。平成27年度沖縄市562.83トン、宜野湾市1,349.12トン、北谷町424.07トン、平成28年度沖縄市519.23トン、宜野湾市1,458.30トン、北谷町484.08トン、平成29年度沖縄市504.68トン、宜野湾市1,385.97トン、北谷町453.00トンとなっております。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 池原秀明議員の代表質問にお答えいたします。 通告書8ページ、質問事項1.質問の要旨(2)②ア.こども医療費助成についてお答えいたします。(ア)でございます。こども医療費助成の通院の対象年齢については、本市独自にこれまで段階的に拡充を進めており、平成30年10月には小学校卒業まで拡充いたしました。今後も財源の持続的な確保など多角的な検証を踏まえながら、通院対象年齢の中学校卒業までのさらなる拡充に向けまして、準備を進めるべく取り組んでまいります。なお、沖縄県は未就学児までを補助対象としており、平成34年度に通院対象年齢を小学校卒業まで拡充とする努力目標を掲げております。 続きまして、質問の要旨(2)②アの(イ)でございます。こども医療費助成における現物給付は未就学児を対象として、平成30年10月診療分より導入しております。国は未就学児に対しては現物給付実施に係る国民健康保険の国庫支出金の減額調整措置を廃止しておりますが、就学児童に関しては依然として減額調整措置の対象となっております。現物給付の対象のさらなる拡充については、国や県の動向を注視しながら検討してまいります。 続きまして、質問の要旨(2)②イ.公立保育所の整備についてお答えいたします。(ア)でございます。知花保育所の建てかえにつきましては、移転先の決定には至っておりませんが、現在移転候補地の関係者と最終的な調整を行っている段階であり、候補地が確定次第、速やかに設計業務に取り組んでまいります。また、保育所の面積については今後の基本設計、実施設計業務において、子供たちに安心安全で質の高い保育を提供できる保育環境を整備するとともに、多様化する地域の保育ニーズにも対応できるよう必要な機能を検討しながら、駐車スペースも含めて、適切な面積の規模を決めていきたいと考えております。 続きまして、通告書9ページをお願いいたします。質問の要旨(2)②ウ.児童館についてお答えいたします。(ア)でございます。(仮称)美里中学校区児童館の整備については、現在、用地選定の作業を進めておりますが、美里中学校区は広範囲にわたり、美里小学校と北美小学校の両校区にまたがることから、児童にとって最適な場所がどこなのかを考慮し、これまでに数箇所の候補地について関係者と協議を進めてまいりました。小学校近隣も視野に入れながら調査し、検証を重ねているところです。平成31年度内には用地を選定し、さらに基本計画の策定を目指して取り組んでまいります。 続きまして、質問の要旨(2)②エ.こどもの居場所づくりについてお答えいたします。(ア)「拠点型こどもの居場所」の設置について。○アでございます。拠点型こどもの居場所事業につきましては、内閣府の沖縄子供の貧困緊急対策事業補助金における新規の補助メニューを活用して実施いたします。従来のこどもの居場所では対応が十分ではなかった困難性の高い子供と保護者を対象に、新たに設置する拠点型こどもの居場所においては、食事の提供や共同の調理、生活指導、学習支援、キャリア形成などの支援に加えまして、社会福祉士等の専門職による手厚い支援が可能となるように、平成31年度の早い時期の開所を目指しまして、運営団体と協議しながら取り組んでいるところです。 続きまして、質問の要旨(2)②エの○イでございます。拠点型こどもの居場所は合計で3カ所での設置を予定しております。1カ所は新規に子供が利用しやすいよう送迎車両を活用して、市内全域を対象とした拠点型こどもの居場所の設置を検討しております。また、従来のこどもの居場所2カ所において、社会福祉士等の専門職を配置し、より困難な問題を抱えている子供とその保護者への支援が可能となるよう、拠点型こどもの居場所への移行に向けた準備を進めているところです。 続きまして、質問の要旨(2)②エの○ウでございます。拠点型こどもの居場所では手厚い専門的な支援を行う必要があることから、相談支援業務において実績があり、体制が安定しているNPO法人等に居場所の運営を担っていただけるよう、事前協議を進めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 日本共産党、池原秀明議員の代表質問にお答えを申し上げます。 通告書9ページ、質問事項1.施政方針について。質問の要旨(2)②オの(ア)でございます。○アから○ウまでは関連いたしますので、一括して御答弁を申し上げます。海外短期ホームステイでこれまで訪問した国は、平成25年度から平成27年度までアメリカ合衆国で47人の生徒が参加をしており、平成28年度から平成30年度までがオーストラリアで28人の生徒が参加しております。その派遣の国でございますが、現在この2カ国がホームステイ先ということで、議員も御承知のように、現在、中学校においては外国語については英語を履修し、学習をしてございます。本市としては、海外短期ホームステイを通して、生徒が学校における学びをより意欲的に取り組むことを期待して実施していることから、英語圏への派遣を行っているところでございます。それから派遣の拡充でございますけれども、現在、本市中学生海外短期ホームステイについては、市内の市立中学校8校から10人の生徒を推薦していただいて参加者を決定しています。次年度以降からは県立球陽中学校、あるいは本市内に住所を有し北谷中学校に通学している生徒も、11月に毎年本市主催のストーリーコンテストで上位入賞した生徒については、そのホームステイに参加できるよう拡充をしていく取り組みを考えているところでございます。以上でございます。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 それでは日本共産党、池原議員の御質問にお答えいたします。 通告書9ページ、質問事項1.質問の要旨(2)②カの(ア)でございます。沖縄県の奨学金制度と本市育英会の無利子奨学金との併用につきましては、本市育英会では県や日本学生支援機構の奨学金制度など、他奨学金との併用ができないことになっております。教育委員会としましては、市育英会と連携し、国、県や関係機関等が実施する奨学金制度の中で併用することが可能な制度につきましては、奨学金制度の活用を望む方々への情報提供に努めてまいります。今後とも進学を望む若者が経済的理由により進学を諦めることがないよう、よりよい奨学金制度について市育英会と連携し、検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 4時10分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時20分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 それでは日本共産党、池原議員の代表質問にお答えさせていただきます。 通告書9ページをお願いいたします。質問事項1.質問の要旨(2)③アの(ア)でございます。沖縄アリーナの基本設計時には主体構造、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造でありましたが、実施設計の中で構造計画の整合による合理化を図るため、鉄骨造へ変更しております。建築構造の変更につきましては、ECI方式による実施設計業務の中で沖縄市、設計者、施工予定者の三者で協議を行い、実施設計図面などに反映させ、建築基準法に基づく審査を経て、建築基準関係規定に適合すると認められたところでございます。 次に質問の要旨(2)③アの(イ)でございます。アリーナの建築工事に伴う各種インフラ整備につきましては、県道からの出入り口の新設や公園内の既設園路との連結を図るなど、スムーズな対応ができる計画としております。上下水道につきましては、公園内の既存設備を利用して、通信につきましては、新たに引き込みを行いたいと考えております。 次に質問の要旨(2)③アの(ウ)でございます。アリーナの周辺整備計画につきましては、コザ運動公園に隣接する女子学園跡地を駐車場として活用したいと考えております。現状の駐車台数と合わせて約1,900台の駐車台数が確保できることとなっております。 次に質問の要旨(2)③アの(キ)でございます。アリーナの建設事業費といたしましては、約146億円となっております。また、駐車場予定地となっております女子学園跡地に関する費用につきましては、実際の購入時期により購入単価が異なるため、あくまで現段階での価格となりますが、用地物件費及び工事費等で約20億円を想定しているところでございます。また、財源につきましては、再編推進事業補助金など、関係省庁に対して、可能な限り市民負担を軽減するために要請しているところでございます。 続きまして、通告書11ページをお願いいたします。質問事項1.質問の要旨(2)⑤オの(ア)でございます。(仮称)池武当インターチェンジにつきましては、交通量調査や整備効果等の検討を行うとともに、国、県、ネクスコ西日本など、関係機関との調整を重ね、道路ネットワークの有利性や整備効果、事業費等を総合的に評価し、構想案として取りまとめたことで、平成30年度より事業主体を沖縄県へ引き継いだところです。現在、沖縄県は事務局として、国、県、県警、ネクスコ、沖縄市など、関係機関で構成する委員会で協議を進めながら、事業化に向けた検討が行われているところでございます。 続きまして、その下の質問の要旨(2)⑤オの(イ)でございます。平成31年度は沖縄県がインターチェンジの予備設計を行うなど、詳細な検討を進めていくと伺っております。今後、沖縄県を主体として事業化に向けて取り組むことになりますが、本市といたしましても、早期の事業化に向けた調整等を沖縄県と連携して取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、質問事項1.質問の要旨(2)⑥のイでございます。アリーナにつきましては、施設そのものの収益性の向上により公的負担の軽減に努めるとともに、スタジアム、アリーナを最大限活用することで、にぎわいの創出や持続可能なまちづくりなどの実現と、それに伴う税収の増加も含めて、投資以上の効果を地域にもたらすとされているプロフィットセンターを目指しており、沖縄アリーナがもたらすさまざまな好影響を踏まえて、地域活性化の起爆剤となるようアリーナ事業に取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 日本共産党、池原議員の代表質問にお答えいたします。 通告書11ページ、質問事項1.質問の要旨(2)⑥アの(ア)についてでございます。平成30年度末の財政調整基金の残高の見込み額は、56億7,534万5,000円となっております。平成31年度の当初予算における繰入額は30億5,359万5,000円、積立額は2,343万3,000円、年度末の残高の見込み額は26億4,518万3,000円となっております。当初予算では約30億円を繰り入れますが、前年度からの繰越金や不用額により、補正予算で繰り戻しや積み立てを行うこととしております。中期財政収支見通しにおける財政調整基金の推移につきましては、2019年度34億4,300万円、2020年度20億3,800万円、2021年度8億3,300万円、2022年度500万円となっております。収支見通しは、各経費及び各財源に対し、現在の伸び率等を仮定して試算したものであり、将来の基金の残高につきましては、適切な残高が維持できるよう健全な財政運営に努めてまいります。なお、本市の財政状況について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律における比率の数値結果から、平成29年度決算の時点では健全な段階にあるといえる状況となっております。具体的には地方公共団体の財政の健全化に関する法律における指標については、各事業会計とも黒字決算となっていることから、実質赤字比率や連結実質赤字比率が該当なしとなっており、実質公債費比率や将来負担比率についても指標の数値が健全な範囲内にあります。現時点におきまして、義務的経費である扶助費の伸びが市の財政状況に最も大きな影響を及ぼしており、多様化する行政需要等に応えるためにも市税等の自主財源の確保や経常的経費の抑制など、安定的な財政運営に努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 日本共産党、池原秀明議員の代表質問にお答えをいたします。 通告書11ページ、質問事項1.質問の要旨(2)⑥ウの(ア)選考採用についてでございます。選考採用の目的、試験方法、選考するメンバー、合否の判定は誰が行うのかというお尋ねでございました。まず目的でございます。本市の魅力ある観光地としての基盤づくりを推進するに当たって、観光施設におけるにぎわいの創出やスポーツイベントなどによる新たなスポーツツーリズムの確立などを担う人材を求めるため、社会人を対象にした選考採用試験を実施したものでございます。試験手法でございます。第一次試験につきましては、申込書類の中から申込書、免許・資格等の写しに加え、小論文を提出していただき書類審査を行っております。第二次試験につきましては、一次合格者を対象として面接試験による人物評価を行ったところでございます。一次試験については5人の受験、二次試験については3人の受験ということでございます。その際のメンバーでございます。第一次試験につきましては次長級2人、課長級1人により書類審査を行い、第二次試験につきましては、部長級3人において面接試験、人物評価を行っております。それから合否の判定は誰が行っているかということでございますが、合否の判定におきましては、第一次、第二次試験の結果に基づき、選考委員会、これは市長部局、各部長11人の委員からなる選考委員会で、採用候補者の名簿を作成します。その後、市長の決裁をもって決定をするものでございます。 続きまして、質問の要旨(2)⑥ウの(イ)会計年度任用職員制度の導入について、具体的な制度の内容でございます。制度の内容につきましては、平成29年5月17日に地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が公布され、平成32年度より施行されます。その法改正の目的が、現行の特別職非常勤職員、臨時的任用職員の任用要件の厳格化を行うとともに、一般職の会計年度任用職員制度を創設し、任用を含む規律の整備を図ることを目的としております。また会計年度任用職員の任用形態としましては、一般会計年度を超えない範囲内で置かれる非常勤の職として、フルタイムとパートタイムがあり、そのどちらにおいても期末手当の支給を可能としております。 続きまして、質問の要旨(2)⑥ウの(ウ)でございます。今回の改正に当たり、国のほうから示されている法改正の趣旨は、地方公共団体によって任用・勤務条件に関する取り扱いが異なるものであったものに対し、統一的な取り扱いが定められることにより、今後の制度的な基盤を構築するものであることとされていることから、法的根拠のないままで採用していたのではなく、不明確であった法をより明確化し、各地方公共団体で統一的な任用・勤務条件を図るための改正となっております。以上です。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 それでは施政方針の20ページの「人と資源を活かし 産業の力づよい成長を支えるまち」のところの(ア)の多目的アリーナと実施設計の変更見直しはないかというところから、2回目の質問をさせていただきたいと思います。この関係については、ECI方式によって三者協議会でなされたというのですが、この基本協定書に基づいた三者協議会による技術的な検証、承認を得るなどの件について、実施設計の変更がなされたと説明がありましたけれども、その理由をお聞かせいただきたいと思います。検証、承認がきちんとなされたのかどうか、それについての議事録等も含めておありになるのかどうか、お聞かせください。 それから次の道路の件ですけれども、(イ)の供用開始に向けてインフラ整備の進捗状況についてお伺いさせていただきたいと思います。この件について、2回目の質問は、道路のインフラ整備はイベントが開催されるときの会場への入退場の動線はしっかりと確保されているのかどうか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 それでは池原議員の再質問にお答えさせていただきたいと思います。 通告書9ページの質問の要旨(2)③アの(ア)でございます。基本協定のお話でございました。(仮称)沖縄市多目的アリーナ施設等整備基本協定書の目的について御説明させていただきます。本事業における実施設計技術支援選定プロポーザルにおいて、施工予定者が第一施工予定者として選定されたことを受け、本事業において施工予定者及び設計者が発注者の求める機能及び品質を備えた沖縄市多目的アリーナ施設の実施設計を完成することを目的として、基本協定を行っております。その中で施工予定者及び設計者、沖縄市が議論をして、VE提案を行っていくと。本協定の目的はVE提案の技術的、経済的課題を検討するためであることから、その課題別に議題を整理するために、三者で協議する会議を関係者会議とか、あと技術者会議、あとコスト分科会などに分けて協議を重ねてきたものでございます。先ほど御答弁させていただいたとおり、今回の実施設計については実施設計図面などに反映させ、建築基準法に基づく審査を経て、建築基準関係規定に適合すると認められたところでございます。 続きまして、会場への入り口が確保されているかというところでございますが、こちらにつきましては今、計画の中で会場への入り口は確保されているというところでございます。以上でございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 例えば退場のときに一遍に1万人の方々が退場すると大変な混雑を要すると思うのです。そのためのインフラが整備されているかどうかということです。時間になりましたので、今回の代表質問を終わらせていただきます。大変ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で、日本共産党、池原秀明議員の代表質問を終わります。 それでは会派群星、桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 皆さん、こんにちは。会派群星の桑江直哉です。会派群星を代表いたしまして、平成31年度施政方針並びに建設行政について質問を行います。初めての代表質問で、勝手がわからず、質問数最多となっております。できるだけ簡潔に質問できるようよろしくお願いいたします。 質問事項1.平成31年度施政方針について。質問の要旨(1)①新たなコンテンツとあるが、具体的な内容説明を求めますとありますが、これは小谷議員の代表質問でありましたので割愛します。 質問の要旨(2)「(仮称)モータースポーツ多目的広場の工事着手がいよいよ視野に入って(省略)早期完成を目ざしてまいります」とあります。場所やスケジュール、予算規模、運営はどうなっているのか、お伺いいたします。(P4) ①(仮称)モータースポーツ多目的広場のつくられる場所はどこか。 ②実施設計完成時期はいつか。 ③工事着工時期についてお伺いします。 ④オープン時期についてお伺いします。 ⑤予算についてお伺いします。 ⑥運営体制、運営費についてお伺いします。 続きまして、質問の要旨(3)「新たに産後の育児不安を和らげる支援や拠点型のこどもの居場所づくりを実施するとともに、保育所の定員拡大や保育人材の確保による待機児童解消に取り組んでまいります」とありますが、以下お伺いします。(P5) ①新たに産後の育児不安を和らげる支援や拠点型のこどもの居場所づくりとあるが、具体的な内容、これまでの行政サービスとの違いについてお伺いいたします。 ②保育所の定員拡大とあるが何人ふえるのか、お伺いいたします。 ③保育人材の確保とあるがこれまでの実績、平成31年度の目標をお伺いします。 ④待機児童解消とあるが、平成31年度は待機児童はなくなるのか、それとも何人予定しているのか、お伺いいたします。 通告書13ページ、質問事項1.質問の要旨(4)「コザ十字路地域の活性化を推進するとともに(省略)」とあるが、以下伺う。 ①コザ十字路地域とはどの地域を指すのか。照屋銀天街なのか、城前、吉原、宮里地域もあるが具体的にどの地域か説明せよ。 ②地域それぞれの具体的な活性化策内容についてお伺いいたします。 質問の要旨(5)「米軍や米軍属による事件・事故の未然防止、日米地位協定の抜本的見直しについて、日米両政府に求めてまいります」とあるが、以下伺う。 ①未然防止・抜本的見直しをこれまでどのように日米両政府に求めたのか、これからどのように求めるのか、回数も含めお伺いします。 質問の要旨(6)「沖縄市民会館の改修に向け取り組んでまいります」とあります。以下伺う。 ①ここ数年改修工事が続いているが、長寿命化であとどれぐらい使える見通しなのか、お伺いいたします。 ②長寿命化にどれぐらいの改修が必要となっているのか、お伺いいたします。(P8) 質問の要旨(7)「沖縄こどもの国(省略)また、施設区域の拡張に向け、用地鑑定等に取り組んでまいります」とあるが、以下スケジュールについてお伺いいたします。(P16) ①用地鑑定にどれぐらいかかるのか。(期間) ②用地買収にどれぐらいかかるのか。(期間) ③用地の工事着工をいつごろ目標としているのか。 ④新たに拡張されリニューアル目標年はいつなのか、お伺いいたします。 続きまして、14ページです。質問の要旨(8)「地域型地域包括支援センターにおいて、高齢者や家族の相談支援に取り組むとともに、生活支援コーディネーターを配置し、地域で高齢者を支える体制づくりに取り組んでまいります」とあるが、以下伺う。(P17) ①7つの包括支援センター内の高齢者数についてお伺いします。 ②①のうち何世帯の相談支援に取り組んだのか、お伺いいたします。 ③一つ一つの包括支援センター内の生活支援コーディネーターの人数をお伺いいたします。 ④生活支援コーディネーターの役割は何かお伺いいたします。 質問の要旨(9)「新たに介護予防ポイント制度を導入」とあるが、具体的内容についてお伺いいたします。(P17) 質問の要旨(10)福祉コミュニティにつきましては、先ほど仲宗根議員の代表質問にもありましたので、割愛いたします。 質問の要旨(11)「観光に関する実態調査をおこないます」とあるが、以下伺う。(P20) ①これまでの観光に関する調査にはどのようなものがあったのか、お伺いします。 ②今回の実態調査はこれまでと何が違うのか、お伺いいたします。 通告書15ページ、質問の要旨(12)「沖縄アリーナの整備(省略)指定管理者を選定し(省略)」とあるが、以下お伺いいたします。(P20) 済みません、①は割愛いたします。 ②指定管理者を選定するとしているが、どのようなスケジュールで選定し、いつごろどのように選定されるのか、お伺いいたします。 ③指定管理料が出るのか、お伺いいたします。 質問の要旨(13)「エイサー文化の発信拠点となるエイサー会館の展示内容や情報発信の充実を図ってまいります」とあるが、以下お伺いします。(P21) ①これまでの展示内容や情報発信の評価と課題についてお伺いいたします。 ②現在の体験学習等は充実し、充実していないのは展示内容と情報発信のみと受け取ってよいのか、お伺いいたします。 質問の要旨(14)「ミュージックタウン音市場における音楽による賑わい創出や人材育成等に取り組んでまいります。また、音楽産業の可能性を調査する業務に取り組む」とあるが、以下お伺いいたします。(P22) ①音市場内だけの賑わい創出なのか、それともミュージックタウン周辺の賑わい創出なのか、お伺いいたします。 ②これまで何人の人材育成ができ、どこの人材育成ができたのか、お伺いいたします。 ③音楽産業の可能性を調査する業務とは何か、お伺いいたします。 質問の要旨(15)「工芸によるまちづくりの推進につきましては(省略)ものづくり産業の振興につきましては、沖縄市産業まつりの開催を支援し、生産者の意欲の高揚および市民の市産品に対する意識の啓発を図ってまいります」とあるが、以下お伺いいたします。 ①沖縄市産業まつりの過去4年間の出店数と来場者数をお伺いいたします。(P23) ②沖縄市産業まつりにどのような支援を検討しているのか、これまでと違う支援なのか、お伺いいたします。 ③平成30年度の施政方針までは、「工芸やものづくり産業の拠点施設の整備に向け取り組んでまいります」という言葉があったが、平成31年度の施政方針から「拠点施設の整備」が見当たらない。もうやらないことになったのかについて、お伺いいたします。 質問の要旨(16)「環境にやさしいまちづくり(省略)新たに草木類の分別回収」については、池原議員から先ほど質問がありましたので、これは割愛します。 質問の要旨(17)「キャンプ瑞慶覧ロウワー・プラザ住宅地区につきましては、返還後の円滑な土地利用を見すえ、公有地確保のため先行取得に取り組んでまいります」とあるが、以下伺う。(P26) ①これまでの先行取得実績についてお伺いします。 ②先行取得予定面積と、現在取得した面積は幾らか、お伺いいたします。 ③先行取得するための打開策はあるのか、お伺いします。例えば価格を引き上げるなど、何か打開策があればお伺いします。 ④先行取得はいつまでに行うのか、できなければどうなるのかについて、お伺いします。 質問の要旨(18)「公共交通につきましては、循環バスの中部ルートおよび西部ルートの拡充をおこなうとともに、北部および東部地域への公共交通の導入に向けた取り組みをすすめてまいります」とあるが、以下お伺いします。(P29) ①北部および東部地域への公共交通の導入に向けた取り組みとは具体的にどのような取り組みなのか、お伺いいたします。 ②北部および東部地域の循環バス導入についてはどう考えているのか、お伺いいたします。 通告書17ページ、質問の要旨(19)(仮称)比屋根公園および(仮称)古謝公園の整備に向けてですけれども、これは先ほど高江洲義八議員から質問がございましたので、割愛いたします。 質問の要旨(20)「非常勤等職員の任用根拠の明確化に向け、新たに会計年度任用職員制度の導入をすすめてまいります」とあるが、以下伺う。(P31) ①会計年度任用職員制度とは何か、お伺いいたします。 ②臨時職員、嘱託職員はどうなるのか、お伺いいたします。 ③会計年度任用職員制度になると待遇はどうなるのか、お伺いいたします。 続きまして、質問の要旨(21)「歳出では、福祉や医療等の義務的経費が毎年増加するなど、厳しい財政見通しとなっております」とあるが、以下お伺いいたします。(P30) ①中期財政収支見通しの推移で、歳入はどうなる見通しか2022年度までお伺いいたします。 ②中期財政収支見通しの推移で、歳出はどうなる見通しか2022年度まで以下お伺いいたします。 ア.人件費 イ.扶助費 ウ.公債費 エ.投資的経費(建設事業等) オ.その他経費 カ.歳出総額 ③中期財政収支見通しの推移で、財政調整基金はどうなる見通しか2022年度までお伺いいたします。 通告書18ページ、質問の要旨(22)東海岸の新たな魅力を創出する土地利用のあり方についてですけれども、これも先ほど小谷議員、池原議員からございましたので、これは割愛します。 質問事項2.建設行政について。質問の要旨(1)東部海浜開発事業の今後の完成までのスケジュールをお伺いいたします。 ①埋め立て工事 ②インフラ整備 ③公共施設(多目的広場、交流施設、栽培漁業センター) 質問の要旨(2)東部海浜開発事業の今後の完成までの費用についてお伺いします。補助事業および市の起債、負担はどれぐらいを想定しているのか、お伺いします。 ①土地の買い取り費用 ②インフラ整備の費用 ③公共施設の整備費用 質問の要旨(3)東部海浜開発事業完成後の維持管理費について。 ①上下水道の維持管理費用 ②市道や街灯の維持管理費用 ③公共施設の維持管理費用 ④その他①~③以外の維持管理費用(ビーチ等)についてです。 以上で、壇上からの質問を終わります。 ○小浜守勝議長 当局の答弁を求めます。 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 会派群星、桑江直哉議員の代表質問にお答えをいたします。 通告書12ページ、質問事項1.質問の要旨(3)①についてでありますが、母子保健のなお一層の推進を図るため、新たに産婦健診及び産後ケア事業を実施し、退院直後の母子に対して心身のケアや育児のサポート等を行うことで、産後も安心して子育てができる支援体制を構築してまいります。また、こどもの居場所づくりの充実に向けまして、内閣府の沖縄子供の貧困緊急対策事業補助金における新たな補助メニューを活用し、困難性の高い子供とその保護者に対し手厚い支援を行うために、拠点型こどもの居場所を設置いたします。 ほかの質問に対しての答弁は、部局長よりさせていただきます。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 それでは会派群星の桑江議員の代表質問にお答えさせていただきたいと思います。 通告書12ページ、質問事項1.質問の要旨(2)①でございます。(仮称)モータースポーツ多目的広場のつくられる場所につきましてです。(仮称)モータースポーツ多目的広場の整備候補地につきましては、平成29年度に策定した(仮称)モータースポーツ多目的広場整備計画において、旧倉浜ごみ処理施設跡地を最優先候補地として設定し、現在、基本・実施設計業務を進めているところでございます。 続きまして、質問の要旨(2)②でございます。基本・実施設計の完成時期につきましては、平成31年6月末を予定しているところでございます。 続きまして、質問の要旨(2)③工事の着工時期につきましては、現在、基本・実施設計を進めているところであり、設計業務の完了後、平成31年度内の工事着工を予定しているところでございます。 次に質問の要旨(2)④でございます。(仮称)モータースポーツ多目的広場のオープン時期につきましては、現時点において平成32年度中の完成、供用開始を予定しており、早期完成を目指し取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、質問の要旨(2)⑤予算についてでございます。(仮称)モータースポーツ多目的広場の整備につきましては、現在、基本・実施設計を進めており、その中で具体的な整備費用等について検討を行っているところでございます。 続きまして、質問の要旨(2)⑥でございます。(仮称)モータースポーツ多目的広場の運営体制につきましては、平成29年度に策定した(仮称)モータースポーツ多目的広場整備計画の検討において、施設の運営に当たっては民間の活力を活用しながら、市との共同体制で施設の管理運営を行う必要があるとして、当面は市の直営としつつ、一定の知識やノウハウを有した事業者へ委託する手法が望ましいと考えているところでございます。また、具体的な施設の運営費につきましても、現在進めている基本・実施設計と合わせて、管理運営計画について検討を行っているところでございます。 続きまして、通告書13ページをお願いいたします。質問事項1.質問の要旨(7)①沖縄こどもの国についてでございます。業務契約、あと不動産鑑定業務との調整にもよりますが、鑑定につきましては約6カ月程度を見込んでいるところでございます。 続きまして、質問の要旨(7)②用地買収につきましてです。権利関係者との交渉状況や予算等に応じて補償期間は変動していくものと考えておりますが、5年以上の期間を見込んでいるところでございます。 続きまして、質問の要旨(7)③でございます。拡張区域の着手時期につきましては、平成31年度より用地取得に向けた鑑定作業等を行う予定となっており、今後、用地取得状況や予算等に応じて、工事着工時期を設定させていただきたいと考えております。 続きまして、質問の要旨(7)④でございます。拡張区域の供用開始時期につきましては、今後予定する権利関係者との交渉状況や予算等を勘案しながら、事業スケジュールを検討していきたいと考えております。 続きまして、通告書15ページをお願いいたします。質問の要旨(12)②でございます。沖縄アリーナの指定管理者の募集につきましては、去る1月25日から開始しており、募集期間を3月22日までとしております。その後4月に書類審査及びプレゼンテーション審査を行い、候補者を選定し、早期に議会へ提案していきたいと考えております。 続きまして、質問の要旨(12)③でございます。沖縄アリーナの指定管理料につきましては、平成31年度の新年度予算において計上させていただいており、今定例会での御審議を経て決定していくところでございますが、平成31年度の指定管理料としましては、2019年10月1日から2020年3月31日の間で2,500万円を計上させていただいております。また、供用開始以降の指定管理料としましては、2021年度の指定管理料は6,400万円を計上させていただいているところでございます。以上です。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 桑江直哉議員の代表質問にお答えいたします。 通告書12ページ、質問事項1.質問の要旨(3)保育所の定員拡大や保育人材確保による待機児童解消についてお答えいたします。②でございます。本市の待機児童対策としての定員拡大につきましては、平成31年度末までに約5,400人分の受け皿の整備を目標としており、平成30年度及び平成31年度において約500人分の整備を行う予定となっております。 続きまして、質問の要旨(3)③でございます。保育人材の確保は待機児童対策や保育の質を担保する上で重要な課題であることから、さまざまな取り組みを行っているところです。本市が開催した平成30年12月の保育士合同就職説明会では、参加者17人のうち約6割の10人が採用を内定し、平成31年2月の説明会には79人の多数の参加があり、さらに保育士試験対策講座の受講者のうち3人が保育士試験に合格しております。さらに保育士復職応援給付金の交付対象者が平成30年度は計52人となり、当初の見込みより多くの潜在保育士の復職につながっております。保育士確保策の成果としまして、市内の保育施設に勤務する保育士が着実にふえており、平成26年4月時点で約680人程度であったのが、平成30年4月時点には約1,020人と、この4年間で約1.5倍の大幅な伸びを示しております。平成31年4月には市内の保育施設が83カ所となる見込みで、保育士がさらに必要になると見込んでおり、引き続き国や県の補助メニューを活用した保育士確保策を推進するとともに、市単独事業をも実施することにより、保育人材の確保に努めてまいります。 続きまして、質問の要旨(3)④でございます。平成31年4月の保育所入所に約5,500人の申し込みがあり、昨年より200人程度増加しております。既に2月上旬には内定通知を保護者に送付し、利用希望の変更などの再調整を行っているところです。今回、内定通知を昨年より約1カ月早く前倒しすることで、保護者の要望等への対応などに時間をかけて丁寧なマッチングに努めております。現在も入所調整中であることから、平成31年4月の待機児童数についてはまだ判明しておりませんが、今後も引き続き受け皿の整備等を推進し、待機児童の解消に向けて取り組んでまいります。
    小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 それでは会派群星、桑江議員の御質問にお答えいたします。 通告書13ページ、質問事項1.質問の要旨(4)①と②については関連しますので、一括してお答えいたします。コザ十字路地域とは銀天街地区を指しており、銀天街についてはアーケードの撤去が予定されていることから、銀天街地域の活性化を図るため、周辺店舗や事業者及び地域住民と話し合いを行っており、引き続き意見交換や勉強会を通し、検討してまいります。 同ページ、質問の要旨(6)①沖縄市民会館についてでございますが、沖縄市民会館は利用開始から約40年を迎えようとしており、耐用年数は50年と想定しております。平成31年度に策定する長寿命化計画において、耐震補強や設備改修、防水塗装等の延命措置を施し、耐用年数に加え10年の長寿命化を目指してまいります。 引き続き質問の要旨(6)②改修内容についてでございます。具体的な改修内容につきましては、平成31年度に策定する長寿命化計画において検討してまいります。これまでの調査において、袖幕等の舞台機構、照明設備、バリアフリー、外壁等の改修が必要になると想定されております。 続きまして、通告書14ページをお願いいたします。質問の要旨(11)①②については関連しますので、一括して答弁いたします。これまでは市内主要宿泊施設の宿泊延べ人数の実績を初め、市内主要観光施設の入場者数について把握してまいりました。平成30年度には観光客へのアンケート調査やGPSデータを活用した観光客の動態情報の取得等を行っているところでございます。平成31年度においては今年度実施した観光統計調査をもとに、特徴的な部分を取り上げ、今後、継続的に取り続けるべき統計情報を決めていきたいと考えております。 通告書15ページ、質問の要旨(13)①エイサー会館におけるこれまでの展示内容や情報発信の評価と課題について答弁いたします。展示内容につきましては、エイサー文化の歴史や成り立ちについて深く学ぶことができ、実際にエイサーを体験することで理解が深まったなど、来館者満足度については一定の評価をいただいているところですが、展示の手法や沖縄市以外のエイサー団体の資料の充実化など、見直すべき点が多々あると考えております。また情報発信につきましては、ホームページの運営、FacebookやInstagramといったSNSの活用のほか、県内外のイベントでのPR活動を行い認知度の向上に努めておりますが、新たなSNSコンテンツを活用した効果的な情報発信のほか、市内外の学校や施設などを訪問するなど、アウトリーチ型の取り組みにも力を入れていく必要があると考えております。 質問の要旨(13)②エイサー会館における体験学習についてでございます。エイサー会館における体験学習につきましては、現在、体験を含めた常時8種類のメニューに加え、季節に応じた体験メニューを随時提供しております。体験学習の実績を積み上げていく中で、ニーズをしっかりと受けとめ、体験メニューの充実化に今後も努めてまいりたいと考えております。 質問の要旨(14)①音市場の賑わい創出についてでございます。ミュージックタウン音市場におきましては、3階ホールや1階音楽広場にて音楽イベントなどを開催することで、多くの集客を図ることが周辺のにぎわい創出に寄与できるものと考えており、引き続きにぎわい創出に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 質問の要旨(14)②音市場の人材育成についてでございます。ミュージックタウン音市場における人材育成におきましては、平成30年度の取り組みといたしまして、若手ミュージシャンの活躍の場としての沖縄音楽市を開催し、県内を中心に活動するロックバンドが出演しております。また、市内小中学生を対象としたワークショップ、ブラスバンドアカデミーなどを開催し、24人の受講生が成果発表としてJAZZ de Nightに出演するなど、活動の場の提供を図っているところでございます。 質問の要旨(14)③音楽産業の可能性調査につきましては、今後の効果的な事業展開を図るため、音楽に対する市民ニーズや本市を中心に活動する音楽家や音楽関連事業者などの状況及び先進事例の調査などを実施してまいります。 質問の要旨(15)①沖縄市産業まつりについてでございます。過去4年間の出店数につきましては、平成27年度99社、平成28年度78社、平成29年度82社、平成30年度78社となっております。また、来場者数につきましては、平成27年度6,000人、平成28年度5万人、平成29年度5万人、平成30年度3万5,000人となっております。 通告書16ページをお願いいたします。質問の要旨(15)②沖縄市産業まつりへの支援等についてでございますが、同産業まつりは沖縄商工会議所、沖縄市観光物産振興協会、自治会長協議会、JAおきなわ、沖縄市等で構成する実行委員会形式で本市が事務局として同まつりの運営を担っております。今年度、平成30年度については屋外ステージイベントにかわる新たな取り組みとしまして、市内の学校や企業による最先端技術を展示、実演するテクノロジーブースや、黒糖づくり実演ブース、お土産品展示ブースなど、産業のPRに特化したブースを設けたところでございます。また同まつり運営費については、出店事業者から出店料で賄うことを基本としておりますが、本市からの支援として全体の約75%の約950万円の補助金を拠出しているところでございます。 質問の要旨(15)③のものづくり産業の拠点施設の整備については、平成25年度に(仮称)沖縄市工芸の郷整備基本構想・基本計画を策定いたしましたが、財源の問題や沖縄県が工芸産業振興拠点施設の整備を進めていることなどから、基本計画の見直しが求められており、関係機関と勉強会を重ねているところでございます。以上です。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 5時15分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時26分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 会派群星、桑江議員の代表質問にお答えいたします。 通告書13ページ、質問事項1.質問の要旨(5)①についてでございます。米軍や米軍属による事件・事故の未然防止、日米地位協定の抜本的見直しにつきましては、沖縄県と県内の軍用地等の所在する市町村で構成される沖縄県軍用地転用促進・基地問題協議会、いわゆる軍転協において、去る2月7日と12日に外務省や防衛省、駐日米国大使館などの関係機関に対し要請を行っております。また、米軍や軍属等による事件・事故に対しては、三連協において適宜、抗議・要請を行っております。今後も軍転協や三連協と連携しながら、基地から派生する諸問題の解決に向け、要請を行ってまいります。 通告書17ページ、質問事項1.質問の要旨(21)①についてでございます。中期財政収支見通しにつきましては、平成30年10月時点において一定の仮定のもとに普通会計の決算ベースで推計したものであり、今後数値の変動があり得ることをあらかじめ御了承をお願いいたします。中期財政収支見通しの歳入の推移につきましては、2019年度768億2,300万円、2020年度726億7,600万円、2021年度692億6,900万円、2022年度689億900万円となっております。 質問の要旨(21)②でございます。中期財政収支見通しの歳出の推移につきましては、ア.人件費が2019年度72億9,000万円、2020年度73億9,700万円、2021年度75億2,500万円、2022年度76億7,300万円となっております。 イ.扶助費が2019年度280億8,300万円、2020年度293億2,600万円、2021年度304億8,300万円、2022年度317億3,400万円となっております。 ウ.公債費が2019年度38億3,400万円、2020年度38億6,900万円、2021年度39億8,300万円、2022年度40億4,400万円となっております。 エ.投資的経費(建設事業等)が2019年度220億8,400万円、2020年度161億8,200万円、2021年度106億100万円、2022年度96億2,300万円となっております。 オ.その他の経費が2019年度190億600万円、2020年度195億800万円、2021年度202億6,300万円、2022年度210億6,000万円となっております。 カ.歳出総額が2019年度802億9,700万円、2020年度762億8,200万円、2021年度728億5,500万円、2022年度741億3,400万円となっております。 続きまして、質問の要旨(21)③でございます。中期財政収支見通しにおける財政調整基金の推移につきましては、2019年度34億4,300万円、2020年度20億3,800万円、2021年度8億3,300万円、2022年度500万円となっております。収支見通しは各経費及び各財源に対し、現在の伸び率等を仮定して試算したものであり、将来の基金の残高につきましては、適切な残高が維持できるよう健全な財政運営に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 会派群星、桑江直哉議員の代表質問にお答えいたします。 通告書14ページ、質問事項1.質問の要旨(8)①7つの包括支援センター内の高齢世帯数についての御質問でございますが、地域型地域包括支援センターごとの高齢世帯数については把握してございませんので、直近で把握している平成29年10月1日時点の65歳以上の高齢者数でお答えさせていただきます。7カ所ある地域型地域包括支援センター圏域で最も高齢者数が多い圏域が西部北の4,152人、最も少ない圏域が東部北の3,406人となっております。市全体では2万6,844人となっております。 続いて質問の要旨(8)②①のうち何世帯の相談支援に取り組んだのかについてですが、世帯数については把握してございませんので、相談対応した延べ件数でお答えさせていただきます。平成30年4月から12月までの9カ月間、7つの地域型地域包括支援センターで相談対応した延べ件数は2万3,970件でございます。 続いて質問の要旨(8)③一つ一つの包括支援センター内の生活支援コーディネーターの人数についてお答えいたします。平成29年度より市内7カ所に地域型地域包括支援センターを設置しておりますが、設置した時点からそれぞれ1人ずつ生活支援コーディネーターを配置しております。 続いて質問の要旨(8)④生活支援コーディネーターの役割とは何かについてお答えいたします。生活支援コーディネーターは地域での介護予防、生活支援の取り組みを推進するため、地域の資源や課題を把握し、不足している新たな生活支援サービスを創出するほか、その担い手を養成し、地域関係者のネットワークづくりを行う役割を担っております。市レベルの第1層コーディネーターは市全域の生活支援サービスの開発や普及を推進する役目を担っており、現在2人配置しております。圏域レベルの第2層コーディネーターは地域型地域包括支援センター圏域ごとにそれぞれ1人配置しており、圏域内の社会資源や状況把握、サービス等の資源開発を行い、サービス提供主体間の連携やネットワークの構築を推進していく役割を担っています。要するに地域に出向き活動するのが第2層コーディネーターで、市レベルで関係団体との調整を行うなど、第2層コーディネーターの後方支援を行うのが第1層コーディネーターとなります。 続いて質問の要旨(9)介護予防ポイント制度に関する御質問にお答えいたします。介護予防ポイント制度は、高齢者御自身が高齢者を支える側となり社会的な役割を持つことで、生きがいづくりや介護予防につなげ支え合いの地域づくりを図っていくことが目的でございます。対象者は65歳以上の沖縄市民で、市内の高齢者サロン等の活動受け入れ機関において、ちょっとしたお手伝い、例えばテレビやDVDの準備、椅子や机の設営や後片づけなどといった活動を行うと、おおむね1時間の活動で1ポイント付与される仕組みとなっております。1ポイント100円相当で、たまったポイントに応じて、年間5,000円を上限として現金に換金できます。この新たな支え合いの仕組みが広がることで、高齢者の活躍の場の創出や住民相互による地域に根差した生活支援などの社会参加活動が広がり、ひいてはにぎわいのある地域づくりにつながっていければと期待をしているところでございます。以上です。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 会派群星、桑江議員の代表質問にお答えいたします。 通告書16ページ、質問事項1.質問の要旨(17)①でございます。公共用地の先行取得につきましては、駐留軍用地跡地利用特別措置法に基づき、平成27年度から取り組んでおります。平成27年度から平成30年度までの4年間の取得実績としまして、合計5,125平方メートルという状況でございます。 続きまして、質問の要旨(17)②先行取得の目標面積は2万1,700平方メートルで、取得した面積は5,125平方メートル、取得率としましては23.6%という状況でございます。 続きまして、質問の要旨(17)③先行取得の推進に向けた取り組みとしましては、毎年3月に地権者向けの説明会を実施しております。また、買い取り申し出開始の事前お知らせを地権者へ郵送するとともに、当初は一月であった申し出期間を二月に延長して、なるべく多くの地権者から買い取りの申し出をしていただけるよう取り組んでいるところでございます。平成31年度は地権者向けのセミナーの開催を予定していますので、そういう地権者が集まる機会を活用し、先行取得についての情報をできるだけ多くの地権者やその関係者へ発信し、取得率の向上につなげたいと考えております。 続きまして、質問の要旨(17)④先行取得については、平成24年4月に施行された駐留軍用地跡地利用特別措置法により、駐留軍用地の土地の先行取得制度が創設されており、平成33年度までとなっております。最終的に買い取り目標に達成しなかった場合、目標面積に足りない分は、例えば区画整理事業の減歩等により生み出すこととなりますが、事前に先行取得が行えるよう、その周知方法や申し出を促進する方法を検討していきたいと考えております。 続きまして、質問の要旨(18)①及び②につきましては関連いたしますので、一括してお答えいたします。平成31年2月20日に沖縄市地域公共交通活性化協議会を開催し、北部地域及び東部地域の公共交通空白地域への公共交通の導入について、コミュニティバスを導入することの承認をいただいております。平成31年度の取り組みとしましては、北部地域及び東部地域への平成32年度の導入を目指し、ルートの詳細やダイヤ、バス会社との調整などを進めてまいります。北部地域及び東部地域の循環バスの導入については、既存の路線バス事業者への運行委託、西部ルート、中部ルートと同様の路線定期、有料、小型低床バスの導入を図ることとしております。以上でございます。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 会派群星、桑江直哉議員の代表質問にお答えいたします。 通告書17ページ、質問事項1.質問の要旨(20)①会計年度任用職員制度とは何かということでございます。制度の内容でございますが、平成29年5月17日に地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が公布され、平成32年度より施行されるものでございます。その法改正の目的が現行の特別職非常勤職員、これは嘱託職員、臨時的任用職員、これは臨時職員のことでございます。この任用要件の厳格化を行うとともに、一般職の会計年度任用職員制度を創設し、任用を含む規律の整備を図ることを目的としています。また会計年度任用職員の任用形態としましては、1会計年度を超えない範囲内で置かれる非常勤の職として、フルタイムとパートタイムがあり、そのどちらにおいても期末手当等の支給を可能としております。 続きまして、質問の要旨(20)②でございます。臨時職員、嘱託職員はどうなるのかということでございます。今般の地方公務員法の改正は、法がより明確化された形となっております。現行の嘱託職員は特別職の非常勤職員として、地方公務員法第3条第3項で任用しておりましたが、当該知識経験等に基づき、助言、調査、診断を行うものとして、法がより厳格化され、例えば何とか委員会等の委員や産業医、弁護士等に限定されることになります。また、臨時職員につきましては、臨時的任用職員として法第22条第5項で任用をしておりましたが、常時勤務を要する職に欠員を生じさせた場合として厳格化され、災害等の緊急の場合や採用候補者名簿がない場合等に限定され、任用されることになります。現行の任用根拠がより明確化されることに伴い、現在任用しております臨時・非常勤嘱託職員のほぼ大多数の方々は会計年度任用職員としての任用となります。 質問の要旨(20)③でございます。待遇のお尋ねでございます。会計年度任用職員の待遇につきまして、フルタイムの会計年度任用職員につきましては期末手当や退職手当、通勤手当等の一定の手当の支給対象となります。パートタイムの会計年度任用職員につきましては通勤手当、期末手当等が支給対象となっております。これらの制度設計につきましては、今後、関係部署、他市町村の条件等を勘案しながら、制度の設計を行ってまいりたいと考えております。以上でございます。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 答弁を一部追加して、答弁をしていきたいと思います。質問の要旨(17)③価格についてでございます。買い取り価格につきましては、平成27年度から平成30年度までに1平方メートル当たり5,300円の価格の上昇がございます。買い取り価格につきましては、不動産鑑定業務により、不動産鑑定士による公正な土地の評価を行い価格を決定しているところで、申し出を増加させるための価格の引き上げは難しいものと考えております。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 会派群星、桑江議員の代表質問にお答えいたします。 通告書18ページ、質問事項2.質問の要旨(1)①でございます。全体的な今後のスケジュールについてお答えいたします。国の事業につきましては、予定面積86ヘクタールのうち、約19ヘクタールについては国による部分竣工の手続を終えておりますが、残りの約67ヘクタールの事業完了年度については、現在、国のほうから事業精査中と伺っているところでございます。 続きまして、質問の要旨(1)②インフラ整備でございます。平成29年度末に埋め立て竣工した部分につきましては、海浜緑地の平成33年度末暫定供用開始に向け、上水道については平成30年度より関連事業として本島側の工事を行っています。下水道については、基本設計を実施しており、平成30年度から本島側の実施設計に着手しております。現在、埋め立て未竣工の部分の整備スケジュールにつきましては、国の埋め立て工事の進捗状況に影響されることから、埋め立て完了年度が示された後に、市が行うインフラ整備スケジュールについて検討してまいります。 続きまして、質問の要旨(1)③公共施設の完成までのスケジュールでございます。市が整備する予定の公共施設の供用開始年度につきましては、国の埋め立て工事の進捗状況に影響されることから、埋め立て完了年度が示された後に、市の公共施設の供用開始予定年度についても検討する予定となっております。 次に質問の要旨(2)①土地の買い取り費用でございます。市が沖縄県から取得する予定の面積は約58ヘクタールで、取得金額につきましては現時点で約123億円、その財源につきましては国庫補助金が約24億円、起債が約95億円、一般財源が約4億円と試算しております。そのうち沖縄市の公共施設用地は多目的広場、道路、交流施設、栽培漁業センターがあり、その面積は合わせて約25ヘクタールで、その取得金額は約53億円、財源につきましては国庫補助金が約24億円、起債が約25億円、一般財源が約4億円と試算しております。 次に質問の要旨(2)②インフラの整備費用でございます。市が整備するインフラは道路、電線共同溝、上下水道があり、現時点における設計及び工事に係る事業費は約63億円、その財源につきましては国庫補助金が31億円、起債22億円、市の一般財源10億円を見込んでおります。 次に質問の要旨(2)③公共施設の整備費用でございます。市が整備する公共施設は多目的広場、交流施設、栽培漁業センターを予定しており、現時点における事業費は約115億円、その財源につきましては国庫補助金70億円、起債38億円、市の一般財源7億円を見込んでおります。 次に質問の要旨(3)①上下水道の維持管理費用についてでございますが、現時点では算出が難しいため、費用が発生する項目についてお答えいたします。下水道施設に係る維持管理費用としては汚水管、雨水排水路及びマンホールポンプの定期的な保守管理費用等がございます。 次に質問の要旨(3)②市道に係る主な維持管理費用としては、定期パトロール、路面改修等の修繕、道路沿いの樹木の剪定や除草、側溝の詰まり除去、街灯の電気料等がございます。 質問の要旨(3)③公共施設としての多目的広場、交流施設、栽培漁業センターが予定されており、維持管理費用としては施設の運営、点検、修繕、清掃、警備費用等がございます。 続きまして、質問の要旨(3)④その他の維持管理費用としましては、人工ビーチ外周緑地、小型船だまり、マリーナがございます。県が整備する人工ビーチにつきましては、収支採算が見込める施設であることから、供用開始後は当該施設の利用料金等の収入により市が管理運営していくものとしております。外周緑地につきましては県が整備を行いますが、県からの委託料により市で管理していくものとしております。小型船だまりについては県が整備を行いますが、管理運営についてはどのような管理運営形態が好ましいのか、今後、県と市で協議をしていくこととしております。マリーナにつきましては桟橋、クラブハウス等の整備を行い、その後適切な管理運営を行っていく必要がありますが、その手法については県、市、またPFIの活用等、さまざまな手法があることから今後、県と市で協議を進めていく予定としております。以上です。 ○小浜守勝議長 水道部長。 ◎新里智昭水道部長 それでは会派群星、桑江直哉議員の代表質問にお答えいたします。 通告書18ページ、質問事項2.質問の要旨(3)①でございます。水道施設の維持管理費用が発生する事項についてお答えをさせていただきます。まず配水管の水圧や流量を測定し、漏水等の有無を監視する計測機器における動力及び通信費用がございます。そのほかに地区内に設置をいたします消火栓の維持管理を行うため、定期的な点検費用等がかかる予定でございます。以上でございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ありがとうございました。 初めての代表質問でまさかこんなに時間が余ると思わなくて、正直困っておりますけれども、幾つか再質問を用意しておりますのでよろしくお願いいたします。通告書12ページの質問事項1.質問の要旨(2)②です。実施設計時期についてですけれども、実施設計を平成31年9月末までということでした。その間、住民説明会がまだ行われていないと思うのですが、住民説明会の開催は予定されているのか、お伺いいたします。 質問の要旨(2)⑥の運営体制、運営費についてですけれども、施設の運営に際し稼働率がどうなっているのか。赤字にならないのか、質問いたします。 続きまして、通告書15ページの質問の要旨(12)③アリーナの指定管理料についてです。2019年度、平成31年度は2,500万円、2021年度は6,400万円とのことでした。基本計画では指定管理料の想定を4,000万円としておりましたけれども、(仮称)沖縄市多目的アリーナ施設等整備に関する運営手法等検討調査業務の87ページを見てみますと、そこには当初3,300万円の赤字ということで、しかし数年、軌道に乗れば1億2,260万円の黒字を想定しているとのことでした。これを見てみると、今回6,400万円の指定管理料ということですけれども、施政方針の31ページにもあるように、沖縄アリーナにつきましては、プロフィットセンターへの転換を目ざしてまいりますと書いてありますけれども、実際、この指定管理料はふえているという印象を受けているのですが、これではコストセンターになっていないかと本員は思うのですけれども、市当局は指定管理料についてどうお考えなのか。この6,400万円が適切だと思うのか、お伺いいたします。 続きまして、通告書16ページの質問の要旨(18)公共交通についてです。今回2月20日の地域公共交通活性化協議会において、北部、東部ルートが許可が出たということで、本当にありがとうございます。お疲れさまでした。これから平成32年度導入に向けて頑張られるということで、この事業はこれまで与党、野党関係なく多くの要望が多い事業でした。多くの市民が関心を持っていると思いますので、本員も北部、東部のバスに乗れる日を楽しみにしております。頑張ってください。お疲れさまです。 続きまして、通告書17ページの質問の要旨(20)会計年度任用職員制度についてです。③の会計年度任用職員制度になると待遇はどうなるかという部分で、今後フルタイム、パートタイムに通勤手当や退職手当、期末手当等が支払われるということで、待遇がよくなるということでした。そこで今後、手当を支給することで、人件費にどういう形で影響するのか、この点を質問させてください。 続きまして、同17ページの質問の要旨(21)ですけれども、これは議長の了解を得まして、中期財政収支見通しの推移、2018年10月現在ということで、これを議員の皆様にもお配りしております。厳しい財政見通しということで、財政課作成の中期財政収支見通し推移でありますけれども、あくまでも推定ということで、しかし、根拠のある数字を使って、この通りになるとは限りませんけれども、遠からずの推移であると聞いております。2019年度の推計を見ますと、歳入で768億2,300万円、歳出合計が802億9,700万円で、収支34億7,400万円の赤字です。それを埋めるために繰越基金を取り崩しております。それに行革を行って、市税徴収で4,800万円の徴収増を考えていると。また人件費、物件費等の抑制で200万円の抑制で、最終収支額を13億2,200万円の黒字としております。財政調整基金の残高は34億4,300万円、そしてこれの2022年、3年後を見ますと、歳入が689億900万円、歳出合計が741億3,400万円、収支52億2,500万円の赤字で、同じように財政活動、行革によって収支をゼロにしておりますけれども、財政調整基金残高は500万円まで落ちております。財政調整基金だけ見ると2017年度が59億2,200万円もあったのですが、2022年、5年後に500万円まで推移すると。減ると推計されております。10分の1以下に減っております。その他基金繰入金も2022年度には右端の中ごろに財政活動による収支補填額のその他基金繰入金のところですけれども、これを見ると29億2,500万円も繰り入れないと収支が維持できない状況となっております。このような財政調整基金が4年後には500万円と推計され、しかし、先ほどから別の質問でもありましたけれども、数年後には東部海浜開発事業も土地買い取り費用、インフラ整備、公共施設建設、そして完成後の維持管理費、また、沖縄こどもの国の拡張、多くの大型事業が予定されております。ただでさえ義務的経費がふえる傾向である中、この財政調整基金が低い推移であっても、このような大型事業が行えるのでしょうか。また、これから来る大型事業にどう備えるのか、どのようにして財政を維持していこうとしているのか、市当局の見解をお伺いいたします。以上です。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 それでは桑江議員の再質問にお答えさせていただきます。 通告書12ページをお願いいたします。質問事項1.質問の要旨(2)②でございます。説明会は行っているかということでございました。(仮称)モータースポーツ多目的広場の整備に向けては、これまで周辺自治会に対して、計画の概要等について御説明させていただいているところでございます。現在、基本・実施設計を進めているところであり、今後は施設の整備概要や具体的な騒音対策などが定まった段階で、地域住民並びに周辺関係者に対し、本事業への御理解、御協力が得られるよう説明してまいりたいと考えております。 次に質問の要旨(2)⑥運営体制、運営費についてでございます。現在、設計業務と合わせて管理運営計画の策定に向けた検討を行っており、施設の稼働率などについても現時点では具体的な想定には至っておりません。施設の運営に当たっては、各種モータースポーツ競技での利用を初め、自動車関連企業としての利用、交通安全教育に資する利用、さらには地域での利用などさまざまな用途に対応した使いやすい施設整備を目指し、できる限り市民負担の少ない健全な施設運営が行えるよう管理運営計画を検討してまいりたいと考えております。 次に通告書15ページ、質問の要旨(12)沖縄アリーナについてでございます。アリーナにつきましては、2017年度に策定しました(仮称)沖縄市多目的アリーナ施設等整備に関する運営手法等検討調査業務において、オープンから5年程度のケースとそれ以降のケースの2パターンの稼働率を想定し、算出しております。その中で、先ほど桑江議員からお話があったように、約3,300万円の赤字が出ると。このケースにつきましてはケースBということで、収入と支出を一応想定しておりまして、収入のほうで利用料金収入とその他収入に分けております。その他収入のほうが広告収入とか物販収入等も含まれていたことから、今回の利用料金について想定していないところがありまして、その辺を勘案し、今回再計算し、指定管理料を計上させていただいたところでございます。いずれにしましても、沖縄アリーナにつきましては施設そのものの収益性の向上により、公的負担の軽減に努めるとともに、アリーナがもたらすさまざまな好影響を踏まえて、地域活性化の起爆剤となるようアリーナ事業に取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 桑江直哉議員の御質問にお答えをいたします。 通告書17ページ、質問の要旨(20)③待遇についてお尋ねの後の御質問で、影響額ということでお尋ねでございました。概算とはなりますが、制度初年度、平成32年度において現在任用されている嘱託職員をフルタイムで任用した場合、各種手当の支給により、平成30年度と比較して約12億円の増、パートタイムで約5億円の増額となる見込みとなっております。なお、この12億円と5億円の数字につきましては、通勤及び期末、退職手当について正職員と同率で積算をしている数字でございます。先ほど申し上げましたが、制度設計次第では金額に変動があることを御了承ください。以上でございます。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 御質問にお答えいたします。 通告書17ページ、質問事項1.質問の要旨(21)③についてでございます。財政調整基金の対策につきましては、国、県支出金の財源の確保やその他自主財源等の積極的な収入の拡大に努めるとともに、行財政改革の着実な実施により、最小の経費で最大の効果を上げるための合理化を図るなど、歳入と歳出の一定のバランスが保たれるよう適切な財政運営に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再々質問を1点だけいたします。 通告書12ページの質問の要旨(2)(仮称)モータースポーツ多目的広場の②の中で住民説明会について聞きましたけれども、基本・実施設計の中の基本設計が終わった後に説明会をされるということで伺っております。聞き取りでは4月ごろを予定していると聞いたのですが、これはまだ調整中だと思いますが、住民説明会で例えば反対が起こった場合、ほかにも候補予定地はあると思うのですけれども、他の候補地に変えるとかそういう対応もできるのか。住民説明会の後の対応についてお伺いいたします。 そして時間も限られておりますけれども、今回幾つか職員との間で聞き取りをいろいろやりましたけれども、大変すばらしい事業を幾つか確認いたしました。ちなみに、質問の要旨(3)新たに産後の育児不安を和らげる支援ということで、これまで産前、産まれる前の事業が多かったのですけれども、今回新しく1カ月健診の前にこういう産後のケアをする支援を行うということで、とても関心を持っております。また、拠点型こどもの居場所づくりも新しく実施するということで、内容もこれまでよりも充実したものになるということを聞いておりますので期待したいと思います。本員の質問をこれで終わりますので、最後に以前から厳しい財政見通しであるとは聞いておりましたけれども、推計を見ると数年後には基金が底をつく推移であると。市の特色ある事業運営が今後できなくなるのではないか、また、市民サービス低下を引き起こすのではないかと心配になりました。これから予算については予算委員会でもチェックされますが、市民サービスを実施しながら持続可能な市政運営ができるよう、今後も市議会議員としてチェックしていきたいと思います。また、今年度退職される職員の皆さん、長い間、沖縄市のため、まことにお疲れさまでした。今後とも後輩に対する御指導、御支援、沖縄市でのボランティア等でまたお会いできることを楽しみにしております。長い間の御清聴ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 企画部参事兼プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 それでは桑江議員の再々質問にお答えさせていただきます。 通告書12ページの(仮称)モータースポーツ多目的広場についてでございます。当モータースポーツの多目的広場につきましては、(仮称)沖縄サーキット整備基本構想において、沖縄サーキット及び多目的広場の整備候補地域として、広さ、アクセス性、住宅地からの距離の視点から3つの候補地の選定を行いました。その候補地の中で、多目的広場整備に関する業務において各候補地域を候補地として選定し、検討委員会において敷地条件、周辺環境、交通利便性、事業実現性の視点から検討した結果、今回、旧倉浜ごみ処理施設跡地が最も高い評価を得たところでございます。(仮称)モータースポーツ多目的広場の整備に向けては、周辺の地域住民や関係者の皆様に対し、本事業の目的、整備内容等について丁寧に御説明を行い、本事業への御理解、御協力が得られるようしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 以上をもちまして、会派群星、桑江直哉議員の代表質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 6時15分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 6時17分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 お諮りいたします。 本日はこれをもちまして延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって本日は延会することに決定いたしました。 次の本会議は、2月26日火曜日午前10時より会議を開きます。 本日はこれをもちまして延会いたします。  延 会 (午後 6時17分)...